大学選択の参考に

私立大学薬学部おすすめ20大学!薬剤部長が解析結果をランキング2021年版

2021年5月20日

私立大学薬学部おすすめランキング
薬剤師を目指していますが、私立大学薬学部が多すぎて迷ってます。
私立大学薬学部の学費が低く、薬剤師国家試験合格率が高い大学が知りたい
私立大学薬学部でおすすめの大学はどこですか?

 

これから薬学部を目指す人、受験生は次の悩みがあります。

はてな

私立大学薬学部が多すぎて、どこに進学したらいいのか迷ってしまう。

学費、薬剤師国家試験合格率、留年率などバランスよく優れている大学が知りたい。

私立大学薬学部でおすすめの大学はどこか知りたい。

この疑問、悩みに回答します。

この記事の信頼性

だだの
薬剤部長

薬剤師歴20年目。(2021年時点)

大学病院薬剤部13年勤務

現在は、民間病院の薬剤部長をやってます。

部長歴6年。

業界に長くいるので、裏事情までしっかり把握してます。

プロフィール

私立大学薬学部は全国に58大学60学部あります。

これだけ大学の数が多いとどの大学が自分に合った大学なのか、選ぶのは大変ではないでしょうか?

大学選びのよくある方法としては、自身の偏差値をみてどのくらいの大学が狙えるのかを調べていると思います。

しかし薬学部は偏差値だけで選ぶと損をする可能性があります。

 

例えば、あなたの偏差値で合格できる可能性がある大学を比較した場合、より学費の低い薬学部に進学したほうが経済的負担が少なくなります

また、薬剤師国家試験合格率が低い薬学部や、留年率が高い薬学部に進学した場合、国家試験不合格、留年等でより大きな負担が生じる恐れがあります。

薬剤師国家試験合格や留年の回避は自己努力で対応することは出来ますが、周りに流されない強い意志を持つ必要があります。

したがって選べる大学が複数あるなら、なるべく学費が低い薬学部、かつ薬剤師国家試験合格率が高い薬学部を選びたいところですね。

 

そこでこの記事では私立大学薬学部のおすすめとして、学費薬剤師国家試験合格率留年率などのデータを用いてランキング形式20大学紹介してます。

最後まで読んでいただければ、薬学部の選び方のポイントが理解でき、あなたにあった薬学部探しの参考になるはずです。

もくじ

1.私立大学薬学部おすすめ20校はこちら

当サイトで紹介する私立大学薬学部おすすめ20大学はこちらになります。

  1. 京都薬科大学
  2. 星薬科大学
  3. 神戸薬科大学
  4. 大阪医科薬科大学
  5. 東京理科大学
  6. 北里大学
  7. 国際医療福祉大学
  8. 昭和大学
  9. 慶應義塾大学
  10. 武蔵野大学
  11. 明治薬科大学
  12. 東京薬科大学
  13. 崇城大学
  14. 近畿大学
  15. 北海道科学大学
  16. 東邦大学
  17. 名城大学
  18. 福岡大学
  19. 東北医科薬科大学
  20. 安田女子大学

おすすめが20大学もあって多いと思いますが、私立大学薬学部は大学数も多く、地域性や偏差値など様々です。

できる限り皆さんの地域、偏差値でおすすめ大学が選べるように多めの20大学のランキングとしてます。

おすすめランキングの判定基準

こちら20大学をどのような基準で選んだのか?

ランキング基準は次の通り。

  • 6年間の総額学費を低い順にランキングし点数化
  • 真の薬剤師国家試験合格率を高い順にランキングし点数化
  • 6年間ストレート薬剤師国家試験合格率をを高い順にランキングし点数化
  • 留年率を低い順にランキングし点数化
  • 以上4項目の合計点が高い順にランキング

したがって、このおすすめランキングは私の主観ではなく、各大学の数値・結果をもとに判断してます。

真の薬剤師国家試験合格率:「出願者数」で計算した合格率

※厚生労働省が発表する薬剤師国家試験合格率は、「出願者数」から卒業延期者、欠席者をのぞいた「受験者数」で計算されてます。

したがって、欠席者が多くなると合格率が上昇する「からくり」があります。

薬学部は6年制なので4項目は重要指標

なぜ6年間総額学費、真の薬剤師国家試験合格率、6年間ストレート薬剤師国家試験合格率、留年率が重要なのか?

理由は次の通りです。

薬学部は6年制であるため学費負担が大きい。

真の薬剤師国家試験合格率は、6年生受験者の合格率を示している。

合格率が高い=薬剤師国家試験対策がしっかりしている

6年間ストレート薬剤師国家試験合格率は、留年せずに6年間で薬剤師になれる確率を示している。

つまり6年間でしっかり薬剤師になることは、経済的負担が少なく済むこと。

6年間ストレート薬剤師国家試験合格率が高い=薬剤師になるまでの経済的負担が少ない

留年率は、その大学の進級サポートの充実、進級基準の厳しさがわかる。

留年率が低い=進級サポートが充実している・進級基準が厳しくない

もちろん偏差値が高い大学では、学生のもともとの成績が良いため、薬剤師国家試験対策がしっかりしてなくても合格率が高かったり、留年率が低くなったりする傾向ではあります。

2.私立大学おすすめ20大学のデータ

私立大学おすすめ20大学の紹介

それでは6年間総額学費、真の薬剤師国家試験合格率、6年間ストレート薬剤師国家試験合格率、留年率の総合点によって作成された、私立大学薬学部を紹介していきます。

なお偏差値、ランキング結果に加え、各薬学部の昨年度の受験倍率も併せて表記

また当サイトで作成している詳細ページ、大学公式資料請求のリンク先も併せて記載してます。

京都薬科大学薬学部 偏差値60

項目数値順位点数
6年間総額学費11,375,000円6位55
真の薬剤師国家試験合格率84.05%11位50
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
74.5%6位55
留年率22.0%12位49
おすすめランキング
1位209
入試方式受験者数合格者数実質倍率
学校推薦型選抜
指定校制
48481.00
学校推薦型選抜
一般公募制
232832.80
一般選抜A方式
共通テスト利用前期
6823971.72
一般選抜B方式8244941.67
一般選抜C方式
共通テスト利用後期
29142.07
合計1,8151,0361.75

ランキングトップは京都薬科大学薬学部

6年間ストレート薬剤師国家試験合格率が6位をはじめ、すべての項目で私立大学薬学部の上位にランキングされてます。

そして何より学費も低い

同じような偏差値、薬剤師国家試験合格率などを示している関東の大学と比較して、学費は低くなってます。

薬剤師国家試験合格率が高く、進級率も高く学費も低い

まさにおすすめランキング1位の薬学部です。

受験倍率もそこまで高くはありません。

京都薬科大学薬学部
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京都薬科大学
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星薬科大学薬学部 偏差値63

項目数値順位点数
6年間総額学費12,151,850円28位33
真の薬剤師国家試験合格率87.90%3位58
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
80.2%3位58
留年率11.9%2位59
おすすめランキング2位208
入試方式受験者数合格者数実質倍率
公募推薦A(専願)291823.55
公募推薦B(併願)273893.07
一般入試A方式7321734.23
一般入試B方式1,1284052.79
一般入試S方式3681053.50
合計2,7928543.27

星薬科大学薬学部は明治時代に関東に創立された私立大学薬学部3校のうちの一つである伝統校。

真の薬剤師国家試験合格率6年間ストレート薬剤師国家試験合格率留年率ランキングがすべて3位以内と高い成績。

学費京都薬科大学薬学部より高い(それでも私立大学薬学部の中では平均値)ため、ランキングは2位ですが薬剤師国家試験合格率の高さ、留年率の低さは非常に優秀です。

偏差値が63と私立大学薬学部全体でも3番目に高く、競争倍率も高いため入学するのは大変ですが、入学できるとかなりの高確率で6年間で薬剤師になれると言えます。

星薬科大学薬学部
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星薬科大学
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神戸薬科大学薬学部 偏差値58

項目数値順位点数
6年間総額学費11,346,000円5位56
真の薬剤師国家試験合格率79.60%18位43
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
73.8%8位53
留年率19.8%8位53
おすすめランキング3位205
入試方式受験者数合格者数実質倍率
学校推薦型選抜
指定校制
55551.00
学校推薦型選抜
公募制
5501683.27
一般選抜(前期)7293152.31
一般選抜(中期)256733.51
一般選抜(後期)187444.25
共通テスト利用3971412.82
合計2,1747962.73

神戸薬科大学薬学部6年間総額学費が5位、6年間ストレート薬剤師国家試験合格率留年率が8位と高い成績

ただ真の薬剤師国家試験合格率は前年より下がってしまったため3番目となってます。

しかし、留年率6年間ストレート薬剤師国家試験合格率は大きく改善されたため、進級に対するフォローアップは強化された可能性があります。

神戸薬科大学も伝統があって学費も低く、学業成績もよいため、受験倍率が高い人気校の一つです。

神戸薬科大学薬学部
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神戸薬科大学
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大阪医科薬科大学 偏差値57

項目数値順位点数
6年間総額学費11,379,000円7位54
真の薬剤師国家試験合格率82.86%14位47
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
73.6%10位51
留年率20.8%10位51
おすすめランキング4位203
入試方式受験者数合格者数実質倍率
指定校制推薦50501.0
公募制推薦3871932.01
一般入試A6133141.95
一般入試B3391582.15
共通テスト利用入試3151462.16
合計1,7048611.98

大阪医科薬科大学薬学部がランキング4位。

薬剤師国家試験合格率、留年率は10位前後と、何か突出して好成績というわけではありませんが、すべての項目で平均して私立大学薬学部の上位の数値

学費に関しては、関西の伝統校3校(京都薬科、神戸薬科、大阪医科薬科)は関東の伝統校と比較して低いのが特徴となってます。

2021年4月より大阪医科大学と統合され、大阪医科薬科大学と校名変更。

上位3大学と異なるのは、大学附属病院があるため、5年次の実務実習は附属病院での高度な医療を学べる可能性が高いです。

京都薬科大学、神戸薬科大学とほぼ匹敵する成績で偏差値もほぼ変わらず。

この関西3校は甲乙つけがたいので、大学公式資料でキャンパスの雰囲気などを比較して選びたいですね。

大阪医科薬科大学薬学部
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大阪医科薬科大学
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東京理科大学薬学部 偏差値66

項目数値順位点数
6年間総額学費12,570,000円43位18
真の薬剤師国家試験合格率95.512位59
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
78.94位57
留年率18.37位54
おすすめランキング5位188
入試方式受験者数合格者数実質倍率
指定校制推薦---
公募制推薦2192.33
A方式(共通テスト利用)6402432.63
B方式( 独自入学試験)8412523.34
C方式(共通テスト併用)112167.00
グローバル方式3565.83
合計1,6495263.13

おすすめランキング5位の東京理科大学薬学部は、真の薬剤師国家試験合格率が95%越えで2位と非常に優秀な成績

しかも直近3年いずれも95%前後で2位をキープし続けてます。

6年間ストレート薬剤師国家試験合格率4位、留年率は7位と6年間でストレートに薬剤師になる割合が高い大学です。

学費は割高で、京都薬科大学、神戸薬科大学、大阪医科薬科大学の3校と比較すると、100万円以上かかる計算。

しかし6年間ストレートで薬剤師になれる点を考えると、留年等で余計な費用がかからないので、結果的には経済的負担が抑えられるとも言えます。

東京理科大学薬学部
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東京理科大学
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北里大学薬学部 偏差値62

項目数値順位点数
6年間総額学費12,784,000円46位15
真の薬剤師国家試験合格率86.11%8位53
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
81.2%2位59
留年率8.5%1位60
おすすめランキング6位187
入試方式受験者数合格者数実質倍率
学校推薦型選抜
(公募制)
132304.40
学校推薦型選抜
(指定校)
92921.0
一般選抜11504092.81
合計13745312.59

ランキング6位の北里大学薬学部は、留年率の低さが1位

私立大学薬学部で唯一留年率が10%を切ってます

また直近3年も10%を切っており、ランキング1位を継続してます。

学費に関しては、他の関東の伝統校と同様に高額です。

しかし、入学者数が例年260名程度いるにも関わらず、卒業までの留年率が10%を切るのは、進級サポートが充実していると言えます。

学費は高めですが、6年間でストレートに薬剤師になる可能性が高いのが北里大学薬学部です。

北里大学薬学部
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北里大学
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国際医療福祉大学薬学部 偏差値52

項目数値順位点数
6年間総額学費10,170,000円259
真の薬剤師国家試験合格率98.60%160
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
62.4%2338
留年率36.5%3625
おすすめランキング7位182

【薬学部】

入試方式受験者数合格者数実質倍率
統合型選抜(専願)26141.86
学校推薦型選抜
(公募制/指定校制)(専願)
41321.28
特待奨学生特別選抜(併願)3132101.49
一般選抜前期421914.63
一般選抜後期2893.11
大学入学共通テスト利用選抜190553.45
合計1,0194112.48

【福岡薬学部】

入試方式受験者数合格者数実質倍率
統合型選抜(専願)2464.00
学校推薦型選抜
(公募制/指定校制)(専願)
34172.00
特待奨学生特別選抜(併願)3381592.13
一般選抜前期4931204.11
一般選抜後期29214.50
共通テスト利用選抜136353.89
合計1,0543393.11

国際医療福祉大学薬学部は2005年に創設された新設校。

2000年以降に創設された大学では最もランキングが高い大学です。

真の薬剤師国家試験合格率98.6%私立大学薬学部1位

しかもここ3年連続で97%以上で1位

非常に薬剤師国家試験対策に力を入れている薬学部です。

ただ留年率が36.5%で36位と、約3人に1人程度卒業までに留年している計算。

進級条件が厳しい事が想像されます。

しかしこの厳しい条件をしっかり乗り越えるとほぼ確実に薬剤師国家試験合格が待ってますので、一生懸命ついていけるよう頑張ってください。

学費も非常に低いのですが、さらに特待生制度も充実しているので、国立大学薬学部なみの学費で抑えられる人も多いです。

特待生制度のおすすめは次の記事を参考にしてください。

【知らなきゃ損】私立大学薬学部の特待生おススメ15校

国際医療福祉大学薬学部
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国際医療福祉大学
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昭和大学薬学部 偏差値58

項目数値順位点数
6年間総額学費13,096,000円529
真の薬剤師国家試験合格率87.15%556
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
75.5%556
留年率18.1%655
おすすめランキング8位176
入試方式受験者数合格者数実質倍率
学校推薦型選抜76461.65
一般選抜Ⅰ期4062231.82
一般選抜Ⅱ期105195.53
医学部一般選抜利用の
薬学部併願入試
164394.21
共通テスト利用入試A方式198692.87
共通テスト利用入試B方式3374.71
合計9824032.44

昭和大学薬学部真の薬剤師国家試験合格率6年間ストレート薬剤師国家試験合格率留年率ともに5位前後と好成績。

大学附属病院も併設し、施設が非常に充実してます。

学費は非常に高いのですが、この中には1年次の富士吉田キャンパスの寮生活の寮費が含まれてます。

寮費は83万円なので、これを生活費と考えるなら学費はこの数値より低くなります。

1年次の富士吉田キャンパスでは医学部、歯学部、保健医療学部との合同生活となります。

これにより多職種連携やチーム医療の役割などが理解できるだけでなく、この時のつながりが大学卒業後に役立つこともあります。

進級、進学実績が高いだけでなく、1年次から他の医療系学部の学生とつながりが持てるのが、昭和大学の特徴です。

昭和大学薬学部
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昭和大学
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慶應義塾大学薬学部 偏差値68

項目数値順位点数
6年間総額学費13,719,600円556
真の薬剤師国家試験合格率85.52%1051
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
81.3%160
留年率13.1%358
おすすめランキング9位175
入試方式受験者数合格者数実質倍率
指定校制推薦---
一般入試1,1052704.09
合計1,1052704.09

慶應義塾大学薬学部は2008年に共立薬科大学が併合されて設立。

「共立薬科が慶應になるの!」と驚きましたね(笑)。

6年間ストレート薬剤師国家試験合格率トップであり、もちろん留年率も低い大学です。

しかし学費は高い

そして偏差値も高く、倍率も高く人気あり。

さすが慶應ですね。

もちろん大学附属病院もあり高度な医療現場を体験できますし、研究に関しても熱心に行われてます。

学費は高く、入学も難しいですが、6年間で薬剤師になれる確率が高いのが特徴です。

慶應義塾大学薬学部
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慶應義塾大学
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武蔵野大学薬学部 偏差値59

項目数値順位点数
6年間総額学費11,531,240円952
真の薬剤師国家試験合格率74.81%2734
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
68.2%1645
留年率25.5%1942
おすすめランキング10位173
入試方式受験者数合格者数実質倍率
ムサシノスカラシップ選抜92432.14
全学部統一選抜517866.01
一般選抜429547.94
一般選抜
共通テスト併用型
370419.02
共通テスト利用選抜9391924.89
共通テスト利用中期50261.92
合計2,3974425.42

武蔵野大学薬学部は学費が低いのが特徴で、他の項目も平均値以上のバランスがよい結果となってます。

真の薬剤師国家試験合格率は75%前後とまずまずの成績ですが、入学時の偏差値を考えるともう少し数値が高くなってほしいところ。

受験倍率は非常に高く、人気の高さがうかがえます。

学費の低さ、平均的に成績が良いのが武蔵野大学薬学部の特徴です。

武蔵野大学薬学部
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武蔵野大学
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明治薬科大学薬学部 偏差値61

項目数値順位点数
6年間総額学費12,435,000円3625
真の薬剤師国家試験合格率83.13%1348
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
74.2%754
留年率22.8%1645
おすすめランキング11位172
入試方式受験者数合格者数実質倍率
学校推薦型選抜
公募制専願
105264.04
学校推薦型選抜
公募制併願
148413.61
学校推薦型選抜
指定校
---
共通テスト利用A方式6131045.89
共通テスト併用C方式190613.11
一般選抜B方式前期7522393.15
一般選抜B方式後期382894.29
合計2,1905603.91

明治薬科大学薬学部はその名の通り、明治に創設された伝統校。

6年間ストレート薬剤師国家試験合格率が高く、留年率真の薬剤師国家試験合格率も上位の成績

学費が若干高めで、留年率ランキングが9位から16位に悪化したのが、おすすめランキングを下げてしまってます。

しかしそれでもバランスよく好成績なので、普通に授業についていければストレートで薬剤師になれる確率は高い大学です。

明治薬科大学薬学部
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明治薬科大学
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東京薬科大学薬学部 偏差値 女子部60 男子部57

項目数値順位点数
6年間総額学費 12,151,500円2734
真の薬剤師国家試験合格率82.19%1546
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
67.6%1744
留年率22.7%1546
おすすめランキング12位170

【男子部】

入試方式受験者数合格者数実質倍率
統合型選抜AO67332.03
学校推薦型選抜
一般公募制
69411.68
学校推薦型選抜
指定校制
63631.0
一般選抜A方式
共通テスト利用
230534.34
一般選抜B方式4461672.67
一般選抜S方式
共通テスト併用
101511.98
合計9764082.39

【女子部】

入試方式受験者数合格者数実質倍率
統合型選抜AO96332.91
学校推薦型選抜
一般公募制
167652.57
学校推薦型選抜
指定校制
1261261.0
一般選抜A方式
共通テスト利用
298525.73
一般選抜B方式5261304.05
一般選抜S方式
共通テスト併用
142383.74
合計1,3554443.05

東京薬科大学薬学部は日本最古の私立大学薬学部

もともと男子部、女子部のキャンパスが分かれていたこともあり、現在でも唯一男女別学となってます。

4年次以降の研究室配属などでは男女一緒となります。

男女別学一般的に薬学部は女子が多い傾向ですが、東京薬科大学薬学部は男女同数の定員です。

受験倍率は女子部の方が厳しく、そのため女子部の方が偏差値が高くなってます。

真の薬剤師国家試験合格率、留年率など15位付近の成績となってますが、学生数が多い事も影響してるかもしれません。

ちなみに男女別の成績は当サイトでは把握できてません。

東京薬科大学薬学部は男女別の定員のため、男子の方が合格しやすい薬学部となってます。

東京薬科大学薬学部
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東京薬科大学
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崇城大学薬学部 偏差値53

項目数値順位点数
6年間総額学費11,728,000円1546
真の薬剤師国家試験合格率77.97%2140
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
65.1%1843
留年率27.1%2239
おすすめランキング13位168
入試方式受験者数合格者数実質倍率
指定校推薦選抜---
一般公募制推薦選抜77401.93
薬学部専願推薦選抜46232.00
一般選抜(前期)5782422.39
一般選抜(後期)2755.40
共通テスト利用選抜(前期)2321401.66
一般・共通テスト併用型選抜145562.59
合計1,1055062.18

崇城大学薬学部は熊本にある2000年以降に創設された新設校。

各項目とも平均値以上の順位であり、九州地方の私立大学薬学部でトップのランキング

熊本の大学という事もあり、九州地方での就職に強みがあります。

受験倍率も2倍以上あることから、福岡大学薬学部国際医療福祉大学福岡薬学部などと併願して受験している人も多いと思われます。

崇城大学薬学部
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崇城大学
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近畿大学薬学部 偏差値62

項目数値順位点数
6年間総額学費13,081,000円5110
真の薬剤師国家試験合格率86.99%655
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
73.7%952
留年率22.4%1447
おすすめランキング14位164
入試方式受験者数合格者数実質倍率
推薦入試(公募)9571685.7
一般前期A日程1,1212764.06
一般前期B日程6446210.39
一般後期1821314.0
共通テスト利用方式前期244396.26
共通テスト利用方式中期109215.19
共通テスト利用方式後期4759.5
合計3,3045845.66

近畿大学薬学部真の薬剤師国家試験合格率6位と好成績。

6年間ストレート薬剤師国家試験合格率も高いため、薬剤師国家試験対策に力が入っている印象です。

しかし学費が非常に高く、1,300万円台。

上位の関西3大学、京都薬科大、大阪医科薬科大、神戸薬科大と比較して150万円程度高い結果に。

ただ薬剤師国家試験合格率が高い、大学附属病院を持っている点が評価ポイントにあげられます。

受験倍率は5倍を超えて、厳しい競争率となってます。

近畿大学薬学部
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近畿大学
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北海道科学大学薬学部 偏差値44

項目数値順位点数
6年間総額学費11,341,300円457
真の薬剤師国家試験合格率86.62%754
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
55.6%3229
留年率38.8%3823
おすすめランキング15位163
入試方式受験者数合格者数実質倍率
新ガリレオ選抜17161.06
学校推薦型選抜60531.13
一般選抜(前期)4103301.24
一般選抜(後期)16121.33
共通テスト利用選抜(前期)2991941.54
共通テスト利用選抜(前期)17121.42
合計8196171.33

北海道科学大学薬学部学費の低さ4位真の薬剤師国家試験合格率7位と高く、おすすめランキングは15位となってます。

2018年に北海道薬科大学から校名変更されてて、北海道科学大学の名を聞いた時、「北海道に新設の薬学部ができたのか」と思ってました。

留年率の数値、6年間ストレート薬剤師国家試験合格率の成績が悪いため、進級条件はきびしい状況

しかし薬剤師国家試験を受験する資格をえられれば、高確率で薬剤師国家試験に合格できる薬学部です。

広大な北海道で私立大学薬学部は、北海道科学大学と北海道医療大学の2校であるため、北海道での就職には強みがあります。

受験倍率は今回紹介している大学で最も低い1.33倍。

偏差値も今回紹介している中で最も低い44。

留年率の高さが気になりますが、薬剤師国家試験対策に強みがあり、比較的入学しやすいのが、北海道科学大学のおすすめポイントです。

北海道科学大学薬学部
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東邦大学薬学部 偏差値57

項目統合順位点数
6年間総額学費12,721,840円4417
真の薬剤師国家試験合格率86.03%952
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
71.3%1150
留年率24.0%1744
おすすめランキング16位163
入試方式受験者数合格者数実質倍率
同窓生子女入試1142.75
総合入試(専願)98323.06
推薦入試
(公募併願制)
155632.46
推薦入試
(指定校制)
74741.00
一般入試6722113.18
一般入試
共通テスト併用
253416.17
共通テスト利用入試5581553.60
合計1,8215803.14

東邦大学薬学部は、真の薬剤師国家試験合格率9位と好成績。

6年間ストレート薬剤師国家試験合格率の成績も良いため、薬剤師国家試験対策は強いと言えます。

ただ東邦大学薬学部も他の関東の伝統校同様に学費が高め。

同じような特徴を持つ大学が関東地方には多いので、大学の公式資料などを取り寄せて、学校の雰囲気などを比較して選ぶのをおすすめします。

東邦大学薬学部
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名城大学薬学部 偏差値58

項目数値順位点数
6年間総額学費12,492,000円3823
真の薬剤師国家試験合格率87.76%457
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
68.3%1447
留年率31.3%2932
おすすめランキング17位159
入試方式受験者数合格者数実質倍率
学校推薦型選抜61292.10
一般選抜A方式8993892.31
一般選抜F方式
(共通テスト併用)
6764461.52
一般選抜B方式3071721.78
一般選抜C方式前期282893.17
一般選抜C方式後期2163.50
合計2,2461,1311.99

名城大学薬学部真の薬剤師国家試験合格率4位と高い成績。

こちらも薬剤師国家試験対策に力が入っている大学と言えます。

学費が高めなのと、入学者数が多い事もあり留年率が高い点が気になるところです。

しかし2000年代より前に東海地区では唯一の私立大学薬学部であるため、卒業生が地元に多くいるため就職に強みがあります。

また受験合格者数も多いため、受験倍率が低めです。

薬剤師国家試験合格率が高く、東海地区では伝統校の名城大学薬学部は、東海地区の方には特におすすめです。

名城大学薬学部
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福岡大学薬学部 偏差値59

項目数値順位点数
6年間総額学費12,528,240円4120
真の薬剤師国家試験合格率77.02%2338
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
69.1%1348
留年率20.2%952
おすすめランキング18位158
入試方式受験者数合格者数実質倍率
A方式推薦67213.19
一般選抜系統別233802.91
一般選抜前期8012932.73
一般選抜前期
理科重視型
100472.13
一般選抜前期
共通テスト併用
273723.79
一般選抜後期61242.54
共通テスト利用Ⅰ期182493.71
共通テスト利用Ⅱ期127353.63
合計1,8446212.97

福岡大学薬学部は第一薬科大学とならび九州地方の伝統校。

留年率が20.2%と全体の9位となっており、低い留年率となってます。

それに伴い6年間ストレート薬剤師国家試験合格率も成績が良いです。

しかし学費が高めなのがマイナスポイント。

それでも6年間ストレート薬剤師国家試験合格率が高いので、留年せずに薬剤師国家試験に合格できれば、結果的に学費は抑えられます

歴史もあり、6年間ストレート薬剤師国家試験合格率が高いのが福岡大学薬学部のおすすめポイントです。

福岡大学薬学部
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東北医科薬科大学薬学部 偏差値48

項目数値順位点数
6年間総額学費11,481,000円853
真の薬剤師国家試験合格率68.79%3427
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
62.9%2140
留年率29.2%2437
おすすめランキング19位157
入試方式受験者数合格者数実質倍率
学校推薦型選抜
(指定校制)
44441.00
学校推薦型選抜
(公募制)
125951.32
一般選抜前期3212371.35
一般選抜後期85322.66
共通テスト利用前期2121281.66
共通テスト利用中期25112.27
共通テスト利用後期15121.25
合計8275591.48

東北医科薬科大学薬学部は2000年代までは、東北唯一の私立大学薬学部でした。

そのため東北各地のベテラン薬剤師は、東北薬科大出身(2016年より現校名に変更)が多いです。

学費が安いのが特徴です。

留年率、6年間ストレート薬剤師国家試験合格率は平均値より良い成績ですが、真の薬剤師国家試験合格率がここ数年伸び悩んでます。

しかし倍率は低く、偏差値も48なので比較的合格しやすい大学と言えます。

東北医科薬科大学薬学部は、薬剤師国家試験対策が課題ですが、学費が安く、東北地方での就職に強みがあるのがおすすめポイントです。

東北医科薬科大学薬学部
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安田女子大学薬学部 偏差値48

項目数値順位点数
6年間総額学費11,954,000円2140
真の薬剤師国家試験合格率65.93%3625
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
60.2%2635
留年率17.7%556
おすすめランキング20位156
入試方式受験者数合格者数実質倍率
自己表現型選抜1071.43
統合型選抜(専願)431.33
統合型選抜(併願)32271.19
学校推薦型選抜
(指定校)
15151.00
一般選抜前期
3521622.17
一般選抜後期13111.18
共通テスト利用選抜前期182622.94
共通テスト利用選抜後期221.00
共通テスト利用
特待生選抜
113215.38
合計7233102.33

安田女子大学薬学部の注目ポイントは、留年率17.7%で5位留年率の低さがポイントです。

しかもここ3年連続留年率は10%台と低い数値となってます。

留年率ランキングでも紹介してますが、留年率ランキング上位10校のうち、偏差値が40台の学校は安田女子大学薬学部のみ。

留年率が低いので、進級に対するフォロー体制がしっかりしていると言えます。

残念なのが薬剤師国家試験合格率がやや低めなところ。

薬剤師国家試験対策が強化されていけば、おすすめランキングは大きく上昇するでしょう。

また詳細ページにまとめてますが、特待生制度も充実していて成績優秀者の学費免除が期待できます。

留年率が低いので、薬剤師国家試験勉強を一生懸命行えば、ストレートで薬剤師になれる可能性が高いのが魅力です。

安田女子大学薬学部
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私立大学薬学部おすすめ20校と偏差値の相関性

今回紹介した私立大学薬学部おすすめ20校の偏差値を示すと次の通りです。

偏差値60以上55以上
59以下
50以上
54以下
45以上
49以下
44以下
学校数8校7校2校2校1校

※東京薬科大学は女子部の偏差値60で表記

最も多かったのが偏差値60以上の大学で8校、次いで55以上59以下の7校となりました。

偏差値55以上の大学が全体の75%以上と、ほとんどが偏差値55以上の難関校となってます。

これは留年率、6年間ストレート薬剤師国家試験合格率の成績が優秀な大学が、

偏差値55以上の大学多いことが要因です。

偏差値が高い大学に進学している学生は、高校時代に勉強する習慣がしっかり身につき、また学力が高いことが、留年率の低さ、6年間ストレート薬剤師国家試験合格率の高さの要因となってます。

この結果から、今回紹介した偏差値の高いおすすめ薬学部に進学すると、6年間ストレートで薬剤師国家試験に合格する可能性が高まりますので、高校時代にしっかり勉強し、学力をみにつけ、進学すべきと言えます。

まとめ

まとめます。

今回、6年間総額学費真の薬剤師国家試験合格率6年間ストレート薬剤師国家試験合格率留年率のデータもとに、次の20大学を私立大学薬学部おすすめとして紹介しました。

  1. 京都薬科大学
  2. 星薬科大学
  3. 神戸薬科大学
  4. 大阪医科薬科大学
  5. 東京理科大学
  6. 北里大学
  7. 国際医療福祉大学
  8. 昭和大学
  9. 慶應義塾大学
  10. 武蔵野大学
  11. 明治薬科大学
  12. 東京薬科大学
  13. 崇城大学
  14. 近畿大学
  15. 北海道科学大学
  16. 東邦大学
  17. 名城大学
  18. 福岡大学
  19. 東北医科薬科大学
  20. 安田女子大学

今回とりあげた大学の偏差値を見ると、偏差値55以上の大学が全体の75%、15校を占めました。

留年率や、6年間ストレート薬剤師国家試験合格率などを分析すると、成績の良い大学は偏差値の高い難関校に集中した結果になってます。

このことから、しっかりとした実績のある、私立大学薬学部に進学するためには、高校時代に勉強する習慣と、学力を確実に身につける必要があります。

この点を踏まえ、高校生1、2年生からもしっかり勉強に励んでください。

しかし、高校生は部活や学生生活などに様々なイベントがあり、何かと忙しい時期です。

また、高校生活は人生でも楽しい時期の一つです。

そんな忙しい学生の皆さんに対し、学力を身につけるために必要なおすすめの予備校として、次の記事を用意してます。

忙しい高校でも学力を伸ばしたい!おすすめオンライン予備校9校を徹底解説

薬学部合格の「カギ」は化学!化学に強いオンライン予備校Qumicaがおすすめ

併せてお読みください。

 

また今回紹介した薬学部で偏差値50以下の大学は3大学でした。

しかし、偏差値50以下の大学は全部で32大学と私立大学薬学部全体の半数以上

ではその偏差値50以下の薬学部でおすすめの薬学部はどこか?

次の記事にまとめてますので参考にしてください。

偏差値50以下の薬学部でおすすめな10校!データで分かるおすすめ薬学部一覧!

 

今回紹介したおすすめ薬学部は、あくまでもデータでのおすすめランキングです。

しかし、それぞれの大学でキャンパスの雰囲気等の違いや就職先の情報など、紹介しきれていないデータもあります。

このおすすめランキングとともに無料の各大学の公式資料を取り寄せたうえで、自分にあった大学選びの参考にしてください

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最後に、今回の私立大学薬学部おすすめランキングの参考とした、各項目のランキングは次にまとめてます

気になる項目がございましたら、あわせてお読みください。

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