薬剤師の仕事 新人・若手薬剤師に役立つ情報

これで完璧!インタビューフォーム検索をDI担当が教えます!

2020年5月1日

インタビューフォームを使いこなす
医師や看護師からの質問に添付文書より詳しい回答をしたいです。

インタビューフォームを検索するにはどうすればいいですか?

 

はてな

インタビューフォームの検索方法が知りたい

インタビューフォームの使い方を知りたい

 

この疑問を解決します。

 

この記事の信頼性

だだの
薬剤部長

薬剤師歴20年目!(2021年時点)

大学病院薬剤部13年勤務

現在は、民間病院の薬剤部長をやってます。

部長歴6年

大学病院時代にDI(医薬品情報)担当を3年やってました。

プロフィール

 

この記事ではインタビューフォームの検索方法、活用方法について完璧な方法を書いてます。

実は意外とインタビューフォームを検索、使いこなせている薬剤師は少ないですよ!

 

私は大学病院時代DI担当を3年やり、最後の1年は主任として情報を取りまとめる仕事をしてました。

 

記事を最後まで読んで頂き、DI担当者が実際行っていたインタビューフォームの検索方法、活用方法を学んでください。

 

インタビューフォーム検索、使い方をDI担当薬剤師が教えます!

インタビューフォーム検索方法

最初にインタビューフォームについて簡単に説明

 

インタビューフォームとは

医薬品の添付文書では記載しきれない情報を補完した医薬品説明書のこと。

日本病院薬剤師会が製薬企業に作成と配布を依頼してます。

 

記載しきれない情報としては、開発の経緯、安定性、適正使用に関して周知すべき特性などたくさんあります。

しかし長くなりますので詳細は日病薬のインタビューフォーム記載要綱をご覧ください。

参考)日本病院薬剤師会:医薬品インタビューフォーム記載要綱 2018

 

この記事では次の項目について説明します

  • インタビューフォームの検索方法
  • インタビューフォームの活用方法

 

それでは説明します。

 

インタビューフォームの検索方法

インタビューフォームを検索するには、次の2つの方法があります。

医薬品医療機器総合機構(PMDA)の医療用医薬品の添付文書情報から検索する方法と、医薬品メーカーのホームページで薬品を検索して検索する方法があります。

 

ここでは簡単に検索できるPMDAの方法を紹介します。

 

〇手順

  1. PMDA 添付文書情報で医薬品を
  2. 医薬品の添付文書ページのインタビューフォームをダウンロード(PDF版)
  3. ダウンロードしたPDFを活用

 

1.PMDA添付文書情報で医薬品を検索

PMDA添付文書情報検索にアクセス

添付文書検索

 

こちらは添付文書検索にもつかえるので、ブックマークに登録しておくべきサイトです。

製品名、成分名を入力すると画面に薬品名が表示される

添付文書検索

 

2.医薬品の添付文書ページのインタビューフォームをダウンロード(PDF版)

 

クリックするとその薬品の添付文書が表示される。

添付文書情報

画面下の「インタビューフォーム」をクリック

※ちなみに「PDFファイル」は添付文書のPDF版

 

その薬品のインタビューフォームのPDFがダウンロードされる。

インタビューフォーム

 

採用薬ごとにフォルダを作ってPDFを保管していると、DI室の施設基準条件の一つを満たせるのがメリットです。

 

インタビューフォームの活用方法

では実際インタビューフォームをどのように活用するのか?

具体例をあげて説明します。

 

インタビューフォーム内の文書を簡単に検索する

インタビューフォームはページ数が多いため(例:ジャヌビア錠なら122ページ)、目的の文章、キーワードを探すのが大変。

 

それを簡単にするのが、

「Ctrl + F」の同時押し

これで検索枠が表示されます。

ここに目的のキーワード検索が簡単に行えます。

インタビューフォーム内の検索

 

「Ctrl + F」の同時押しは、ネット内での文字検索でも使えますので、覚えておきたい方法です。

 

よくある質問例) 薬の安定について

薬を開封した後の安定性、粉砕、半錠にできるか?なとの質問などよくきます。

 

これは「製剤に関する項目」に各保管条件下での安定性についてまとめられてます。

薬の安定性

 

光の安定性、高温多湿の安定性、冷所保管品の室温状態での安定性など記載されてます。

 

よくある質問例) 副作用の割合

副作用の割合についても良く質問される内容です

添付文書では○○という副作用が起こる頻度は5%以下、と大まかな数値で記載されてることが多いです。

 

インタビューフォームではその副作用の発生頻度が詳細に記載されてます。

副作用情報

 

よくある質問例)注射薬配合変化

注射薬の配合変化もよく聞かれる質問です。

配合変化とは、Aという注射薬とBという注射薬を混ぜたとき、物性的変化が生じることです。

配合変化がおこったら、その点滴は使えなくなってしまいます。

 

配合変化

 

ただ配合変化に関しては情報量が非常に多いので、インタビューフォームとは別に「配合変化表」という資料をメーカーで作成しているところがあります。

インタビューフォームで検索できないときは、メーカーのコールセンターにご確認ください。

 

医薬品リスク管理計画書(RMP)の概要検索

RMPとは添付文書で記載されているリスク(副作用)以外に、「重要な特定されたリスク」、「重要な潜在的なリスク」(関連は疑わしいけど確認が十分でない副作用などが記載されている情報です。

 

このRMPに記載されている「重要な潜在的なリスク」を、薬剤管理指導等でモニタリングできると、より患者の副作用軽減、回避につながります。

ワンランク上の指導をやる上では押さえておきたいですね。

 

インタビューフォームにはこのRMPの簡易版が記載されてます。

 

例)デベルザ錠のインタビューフォームより

RMP情報

RMPの詳細情報については、PMDAのホームページにあります。

 

RMPの詳細については別項目でしっかりまとめますので、そちらをご覧ください。

 

参考文献の取り寄せる

インタビューフォームではその説明の根拠となった文献が、巻末にまとまってます。

Pub Medで全文取れない文献に関しても、インタビューフォーム作成メーカーに問い合わせれば担当MRが持ってきてくれます。

研究などを行う際に、文献が必要になった場合は参考にしてください。

 

ジェネリック医薬品の場合は?

ジェネリック医薬品は、新薬と効き目が同等である、規格試験、安定性試験、生物学的同等試験を実施して厚生省から承認を得た医薬品です。

と、いうことは実施されている試験は限りがあり、インタビューフォームの情報が不足してます。

 

ジェネリック医薬品に関しての質問で、インタビューフォームに記載されていない情報だった場合は、私は参考として先発医薬品のインタビューフォームのデータを利用して質問に回答してます。

ただかならず「参考」とつけますが・・・

 

まとめ:インタビューフォームを使いこなして、ワンランク上の薬剤師になる!

まとめます。

今回は次の項目について説明してきました。

インタビューフォームの検索方法

インタビューフォームの活用方法

 

添付文書レベルの情報は他の医療従事者でも簡単に検索することができます。

医師や看護師はもう一歩詳細な情報を求めてくるケースが多いです。

その時にインタビューフォームを活用し、明確に速やかに回答することができれば「なかなかやれるね」と思われますよ。

ぜひインタビューフォームを使いこなせるようになってください。

 

(おまけ)

質問に速やかに回答できて、「DI室の薬剤師は知識あるな」と新人、若手薬剤師のみなさんは思われるかもしれません。

知識があるのはそうですが、調べたい情報がどこにあるのかをDI担当薬剤師は知ってます。

だから速やかに回答ができるんですね。

この辺については、DI担当薬剤師のマル秘テクニックでまとめます。

 

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