薬剤師の仕事 薬剤師の将来

薬剤師がいらなくなる?昔から言われてたよそんなの。

2020年5月10日

薬剤師かいらない
なんだか調剤は機械化されていくし、

AI社会になっていくし、

薬剤師の仕事が無くなってしまいそうで、

将来が不安です。

 

はてな

薬剤師の仕事が機械化、AI化されると将来が不安です。

 

この悩みに答えます。

 

この記事の信頼性

だだの
薬剤部長

薬剤師歴20年目!(2021年時点)

大学病院薬剤部13年勤務

現在は、民間病院の薬剤部長をやってます。

部長歴6年

調剤、製剤がメインの薬剤師業務の頃から、

現在に至るまでの変移を見続けてきました。

プロフィール

 

AIが発展したら、機械化がすすんだら薬剤師がいらなくなるという記事を見かけませんか?

自分が薬剤師として働いていたり、これから薬剤師を目指そうとしている人が見ると不安になりますよね?

 

この記事を読めば、「薬剤師がなくなるかどうか」という悩みは消えます。

ただ別の意味で不安が増すかな?

 

なぜなら私が勤め始めた18年前からも「薬剤師はいらない」っていわれてました。

でも現実薬剤師は残ってますし、当時よりも業務量は増えてます。

その経験を18年の経験を踏まえ、この記事を作成してます。

 

最後まで読んで頂き、これから薬剤師としてなにが必要なのかを考えるきっかけにしてください。

 

薬剤師がいらなくなる?ボヤボヤしてると淘汰される時代へ

薬剤師がいらなくなる

AIの発展で薬剤師がいらなくなるとか、将来性がないという記事は良く目にします。

自分が一生懸命やっている仕事、これから目指そうとしている仕事が、そんなふうに言われるとへこんじゃいますよね。

ただでさえ病院薬剤師は、給料安いだの残業多いだのディスられているのに。プンプン!

 

話がそれました。

では実際に薬剤師はいらなくなるのか?

 

結論から述べます。

 

薬剤師は淘汰される時代が来る

 

「いらなくなる」じゃなくて「淘汰される」という事。

必要な薬剤師しか残れないという事ですね。

 

この点の理由等は次の流れで説明します。

 

  • 「薬剤師はいらない」と昔から言われてた
  • 調剤こそ薬剤師の時代
  • 対物業務から対人業務への転換
  • AI、機械化大歓迎!
  • 求められている仕事は変わっている
  • 心配するなら勉強しろ

 

今回は、経験上の話、主観が多くなります。

 

薬剤師はいらないと昔から言われていた

「薬剤師がいらない」というのは、今に始まったことではありません。

私が働き始めた2000年前後も言われていました。

 

特に病院薬剤師はこの頃、

「顔が見えない薬剤師」

「調剤しかしてない薬剤師」

「調剤テクニシャンができたら薬剤師はいらない」

と、当時からよく言われていました。

 

実際に自分がいた大学病院も実際「薬剤部」が消滅して「診療技術部」として他部署と統合される可能性がありました。

(実際常勤枠減らされたし・・・)

 

対物業務から対人業務への転換

2000年以前の薬剤師は「調剤」がメインでした。

ひたすら外来調剤、入院調剤、注射薬調剤。

もう毎日毎日単純労働の繰り返し。

1日あたりの処方箋枚数は外来、入院、注射併せて2000枚は軽く超えてましたね。

 

外来調剤を院外に出してその分薬剤師を削減しろ、人件費の無駄を削れと言われてた時代です。

 

対物業務から対人業務への転換

そんな調剤しかやらない「薬剤師はいらない」という声の中、

1996年に薬剤管理指導が診療報酬になり、

2000年から月4回まで算定できるようになり、

徐々に薬剤師が病棟で患者の元で仕事をするようになってきました。

 

まあ診療報酬がないとやらないというのは・・・

なんともですが(笑)

経営には診療報酬大事

 

ただ病棟に薬剤師が行き、「みえる薬剤師」になってきたことで、感染管理や栄養サポートなどの「チーム医療」に加わっていくことになり、それが評価され新たな算定要件、施設基準に加わっていくことになりました。

 

そして病棟薬剤業務実施加算。

ますます対人業務、病棟業務の重要性がましてます!

 

AI化、機械化大歓迎!

個人的な感想になりますが、AI化、機械化は大歓迎です。

 

理由は次の2点

  • 仕事が楽になる
  • ミスが減る

 

仕事が楽になる

院外処方箋発行率があがり、外来調剤数は減ってきてますが、それでも入院患者用の調剤、注射調剤は多いです。

それにも関わらず対人業務が増えている。

 

ならば機械化でやれるところはドンドン機械がやってほしいですね!

その分の患者に関わる時間が多く取れますので。

 

ミスが減る

やはり人の作業ではどんなに神経を使っても、ミスがつきものです。

もちろん機械でもミスがないとは言えませんが。

 

ただAI化、機械化が進むとミスを発見・カバーしてくれます。

例えば物の取り違えや、処方エラーのチェック漏れなど。

対人業務においても、その患者に対する問題点の見落としのサポートなど。

 

医療においてミスは命にかかわることになりますので、これらをサポート発見することは、我々だけでなく、患者にとってもメリットは多いです。

 

このAI化、機械化による薬剤師の未来については別ページで詳細を書きます。

 

求められてる仕事が変わっている

もうここまでお判りでしょうが、求められている薬剤師の業務は、患者(対人)に対する業務です。

したがって従来通りに調剤だけとか、窓口で紙に書いてあるような用法用量をただ伝えるだけの薬剤師は、求められなくなります。

 

2020年のコロナ感染拡大による財政赤字の拡大は、医療費削減、つまり診療報酬の削減につながってくるはずです。

狙われるのは・・・・

想像できますね!

 

今まで通りに何も考えず、単純労働をこなしているだけではお払い箱になる可能性が高くなります。

 

心配するなら勉強しろ

では必要な薬剤師になるにはどうすればいいのか。

 

答えは簡単。

「しっかり勉強をする」

これになります。

 

医者もすごく勉強してます。

患者もネット等でいろいろ情報が得られる時代です。

 

薬剤師が勉強しないでどうするの?

それだけです。

 

対人業務が求められているからコミュニケーション能力が必要?

コミュニケーションをとるためには、十分な知識が必要ですよ。

 

まとめ:結局は勉強しない薬剤師は淘汰される

まとめます。

このままだと薬剤師が淘汰されてしまうことに関して、

過去の薬剤師の業務から現在求められている薬剤師について説明してきました。

 

国の方針は完全に対物業務から対人業務へ進んでいます。

それは今回の2020年改正でも明らかになってきてます。

次回以降の改正ではますますその傾向が強くなっていくはずです。

何もしないで成長ない薬剤師ですと淘汰されてきますよ。

ドンドン若い力が出てきますから。

 

今は在宅、病棟などの対人業務の必要性が強く求められてます。

ただこの先はどうなるかはわかりません。

早めに医療界の流れ、方向性を察知し準備しておく必要があります。

風を読むためには、「最新の業界話題を入れておくべき必須サイト」を押さえておきましょう。

 

 

 

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