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薬学部の学生には次の悩み・疑問があります。
はてな
薬学部の授業がわからない、ついていけなくて困っている。
勉強するためにおすすめの参考書を教えてほしい。
この疑問、悩みにお答えします。
この記事の信頼性
薬学部に入学すると授業が難しく、しっかり授業を聴いているのにもかかかわず、なかなか理解できないと感じている学生は多くいます。
また、進級に向けた定期テストも難しく、そのテストに向けた勉強もどのように勉強すればよいのか悩んでいる学生もいます。
実際に当サイトの記事
【最新版】私立大学薬学部留年率ランキング|薬学部に留年が多い理由
でも紹介してますが、薬学部は他の学部に比べ留年率が高く、薬学部の勉強で苦しんでいる学生が多いことがわかります。薬学部の勉強で苦しむ理由は次の点です。
- 専門科目が多すぎて大変。
- 教授など講義する側が「教える」専門家でない
- わかりやすい参考書がほとんどない
つまり、薬学部は専門科目が多く、授業数も非常に多いです。
しかし講義する教授らは研究者であり、教員免許をもった教師ではない(持っている人もいますが)ため、必ずしもわかりやすく講義しているとは限りません。
そのため講義内容・授業内容が理解しにくいケースもあり、いざ定期テストに向けて勉強しようにもうまく授業内容がまとめられないことがあります。
その上、薬学部で使用する教科書は、教科書ではなく、その領域の専門書であり簡単に理解しにくいものです。
講義内容・授業内容を理解し、定期テストでしっかり成績を収めるには、参考書の存在が重要。
そこでこのページでは「薬学部の授業が分からず悩んでいる」、「定期テストに向けて勉強するために必要な参考書を知りたい」薬学部生におすすめの参考書を紹介してます。
薬学部の留年率・退学率は高く、心配な人もいるでしょうが、薬学部の進級に関しては、定期テストの成績が各大学の基準をクリアすれば、必ず進級できます。
最後まで読んでいただくと、薬学部の授業の理解、定期テスト対策で必要な参考書がわかり、きっとあなたの進級に役立つことができるでしょう。
薬学部の授業ポイントがまとまっているのは薬剤師国家試験対策参考書(青本)
薬学部の授業ポイントがまとまっている、わかりやすく解説している参考書はズバリ「薬剤師国家試験対策参考書」、通称青本です。
薬剤師国家試験対策大手予備校の薬学ゼミナールが出版しており、薬剤師国家試験で出題されるカリキュラム全範囲を網羅した参考書となってます。
薬学ゼミナールの薬剤師国家試験対策参考書は、各項目の要点をまとめた参考書(青本)と解答解説付きの問題集(青問)がセット。
各項目が単元別にまとめられ、わかりやすく解説されているため、授業のポイントが理解することができるだけでなく、「薬学部で留年回避の秘策!必ず使える12の極意!」で紹介した、定期テストの過去問題の回答作成や試験勉強にも役立ちます。
- ポイントをわかりやすくまとめられていて、勉強・理解しやすい
- 細かく単元ごとに分けられているので、各大学の進捗状況、試験範囲にそって勉強することが可能
- 単元末ごとには薬剤師国家試験の過去問題が解説解答付きで掲載
- 問題集は、薬剤師国家試験に準じたオリジナル問題が豊富で細かい解説付き。
- 繰り返し練習問題を解くことで、定期テスト対策にもつながる。
このように青本は、単元ごとに細かくわかりやすくまとめられている参考書であり、また練習問題によって知識をしっかり定着することが期待できる参考書&問題集なので、薬学部生の皆さんの定期テスト対策としておすすめです。
皆さんの大学の購買部、書店では青本は置いてあると思いますので、ぜひとも手に取って検討してみてください。
なお一般書店ではなかなか手に入ることが難しいので、ネット購入でき、ポイントもつくことができる紀伊国屋書店のオンラインショップがおすすめです。
一気に全部そろえる必要はなく、自分に必要な項目、授業に該当する本だけを購入することをおすすめします。
薬剤師国家試験対策参考書(青本)を早期から活用するメリット
薬剤師国家試験対策の参考書を学年の早いうちから活用するメリットとしては、次の点があげられます。
- 単元ごとにまとまっているため、関連する項目を復習・確認するのに便利
- 6年次に薬剤師国家試験の勉強をする際に、「復習」の形で入ることができる
少し掘り下げます。
単元ごとにまとまっているため、関連する項目を復習・確認するのに便利
薬学部の授業内容や定期テストの勉強の際、その時以前に習った内容や他の教科の科目の内容が関連することが多くあります。
例えば高血圧の病態を勉強する際に、薬理学を復習したり、機能形態学で作用の反応を調べたり、代謝に関して薬物動態学を振り返ったり、複数の科目が関連します。
その際、教科書を振り返っても良いのですが、青本で勉強していると、簡単に関連項目を復習・確認することが可能です。
このように薬学部の勉強では、他の関連する科目・項目を振り返る、確認するなど、科目ごとのつながりがありますので、青本を活用すると効率よく勉強できます。
6年次に薬剤師国家試験の勉強をする際に、「復習」の形で入ることができる
そして最大のメリットは6年次に薬剤師国家試験の勉強をする際、今までの勉強で青本を活用していると、一通り内容を勉強しているので、「復習」という形からスタートできます。
実際6年次にいざ薬剤師国家試験の勉強で青本を初めて使用すると、その内容の多さ、勉強の範囲に圧倒され、なかなか勉強が手につかないことがあります。
また薬剤師国家試験の勉強の際、青本を複数回くり返し勉強している6年生は多くいます。
しかし、早いうちから青本、青問を活用して勉強していると、一通り目を通している安心感、一度定期テスト対策で勉強している経験が、いざ6年生で薬剤師国家試験の勉強を始める際に、優位になります。
6年生から青本を活用して勉強するよりも、一度しっかり勉強し、なおかつ自分がいろいろ青本に書き込んだ経験と記憶は、薬剤師国家試験の勉強時には大きなアドバンテージとなります。
※青本で早期から勉強するデメリット
デメリットとしては、「1冊1冊がそこそこの値段する」のと、「6年次に最新版を購入することで出費がかさむ」点。
費用に関しては複数科目にわたって何年も活用できるので、費用は掛かるけどコスパは良い。
6年次に最新版を買うのは、その前年までの薬剤師国家試験の過去問対策としては、やはり必要。
しかし、普段使いしているメリットは大きいですし、何より授業内容を分かりやすく学べる参考書がほとんど無いため、青本はやはりおすすめです。
したがって、一気に全冊そろえる必要はなく、自分の苦手な科目、今回の定期テストの範囲に該当した科目だけを購入することをおすすめします。
薬剤師国家試験対策参考書(青本)は過去の本でも問題なし
青本は1冊あたり、4,000円~5,500円しますので、買うのをためらう人もいるかもしれません。
そういう方には、中古本を探すと安く手に入れられることができます。
ただ中古本は、前の所持者の書き込み等など使い込まれた後は見られます。
私も現在の青本の内容が知りたくて、このようにAmazonで1,300円で売られていたのを購入してみました。
こちらは化学の青本でしたが、化学の領域は学習内容にあまり変化が見られないため、私が学生だった20年以上前の内容とさほど変わっていないような気がします。
ただ最新の薬学部の授業内容(薬学教育モデルコアカリキュラム:文部科学省)は、平成25年度に改定しているため、第106回の薬剤師国家試験から出題傾向や学習範囲が変更してます。
したがって、現在のカリキュラムに即した学習内容で勉強したいなら、第106回薬剤師国家試験(2021年度版)より新しい青本を活用することをおすすめします。
ちなみにYahooではこのように青本・青問それぞれ9冊まとめて5,000円台という掘り出し物も時々出てます。
こちらは2022年9月時点で確認できている1,000円以下で売られていた2019年度版の青本
【中古】 薬剤師国家試験対策参考書 青本 改訂第8版 薬剤6 2019年版 / 薬学ゼミナール / 薬学ゼミナール [ペーパーバック]【メール便送料無料】【あす楽対応】
YahooやAmazonだけでなく、メルカリなどにも売り出されていることもあります。
しかし、どれも書き込みがあるのはご了承ください。
もし自分のために一から書き込みたい、活用したい人は、やはり新品の購入をおすすめします
\薬剤師国家試験対策参考書 青本の最新刊を購入するなら/
その他のおすすめの参考書
こちらは「薬学部の勉強にこの3冊はマジ使える!おススメ参考書を教えます」の記事で紹介してますが、薬が見えるシリーズはおすすめです。
特にNo.4は薬物動態学、製剤、相互作用、服薬指導の実務など、大学の授業におすすめです。
No.1~No.3は病態学と薬理学が学べます。
いずれも内容がわかりやすく、また薬剤師になってからも活用できる本なのでおすすめです。
青本の追加として考えるならこれらがおすすめです。
必要なくなったら専門の買取店で売るのがお得
教科書や参考書はいつか不要になってしまう機会があるはずです。
皆さんも高校時代に受験勉強に使用した参考書など不要になったものがあるのではないでしょうか?
その際「廃棄処分するのは、もったいない」と思いBookOFFなどで買い取りしてもらうこともあると思います。
ただ残念ながら専門書、参考書は非常に安値で買取されたり、買取を拒否されたりするケースが多くあります。
少しでも高く買い取ってほしい。
そんな方には専門書の買取サイト「専門書アカデミー」がおすすめです。
こちらの「専門書アカデミー」の特徴として、買取のための送料が5冊から無料、また頼めば段ボールも無料でもらえます。
BookOFFなどで買い取ってもららえない、書き込みされた参考書やテキストなども買取可能です。
私も10年以上前の専門書、月刊誌を某書店にて買取見積もりを取ってもらいましたが、非常に厳しい結果に。
しかし「専門書アカデミー」を活用したら、4倍以上の価格で買い取ってもらえました(詳細は別記事で)。
メルカリなどで売却するのは、価格設定が自分ででき売却できればお得ですが、買い手がつかないケースも。
確実に不要な参考書や教科書を売却したいのなら、「専門書アカデミー」がおすすめです。
詳しくは下記のリンクをご覧ください。
まとめ:薬学部の授業は難しいので参考書のサポートは重要
まとめます。
今回、「薬学部の授業が分からなくて困っている」、「定期テストの対策に悩んでいる」薬学部生に向けて、薬学部の授業カリキュラムに即してまとまっている参考書、薬剤師国家試験対策参考書(青本)を紹介しました。
青本は6年生が薬剤師国家試験勉強に活用するものと思われますが、実は普段の薬学部の授業、定期テスト対策にも大いに役立ちます。
また早くから青本を活用することで、複数科目に関連する授業内容の理解、確認ができるメリットがあります。
そして何より、実際6年生に進級した時、すでに青本を使って一度勉強している経験が、薬剤師国家試験の勉強の際に大い役立ちます。
薬学部の進級に関しては、定期テストの得点が各大学の基準を満たせば、必ず進級することができます。
薬学部の授業は難しく、かつ教科書の内容もわかりにくいことが多々あります。
そんな皆さんに是非とも授業内容が理解でき、その上定期テストでしっかり得点し、留年することなく進級できるためにも、この記事で紹介した参考書を、大学の購買・売店などの実際の商品を確認したうえで、活用してみてください。
最後に薬学部の生活が充実できるように次の記事も用意してます。
是非ともこちらの記事も併せてお読みください。