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勉強するのにわかりやすい本はありませんか?
薬学部に進学する人、すでに薬学部に進学している人には、次の悩みがあります。
はてな
薬学部で使う教科書より、わかりやすくて勉強しやすい本は?
薬剤師国家試験対策に使える参考書は?
この疑問にお答えします。
この記事の信頼性
薬学部の皆さん。
学校で買っている教科書って内容が分かりにくく、使いにくいと感じている人はいませんか?
薬学部で使われる教科書は、担当教授、教員が執筆にたずさわったものが使われることが多く、必ずしもわかりやすいとは限りません。
そのため定期テストの勉強の時に、内容の理解に苦労したり、薬剤師国家試験の勉強にはあまり役立たない本がほとんどです。
そんなお困りの薬学部生の皆さんに、薬理、病態、薬物治療の勉強で非常に使える本を紹介します。
参考書がわりに使えば、学習ポイントが分かりやすく理解でき、定期テスト対策はもちろん、薬剤師国家試験勉強においても非常に役立ち、大きなアドバンテージに。
もちろん将来薬剤師として就職した際も、この本らで学んだ知識は大いに生かせます。
薬剤師国家試験問題の3分の1以上をカバーできる参考書!
薬剤師国家試験の問題数は次の通りとなってます。
参考)厚生労働省:「新薬剤師国家試験について」の一部改訂について
ごらんのとおり薬剤師国家試験の総問題数345問のうち「薬理」「薬剤」「病態・薬物治療」は120問。
約35%です。
細かい合格基準別記事でまとまるので、ここではおおざっぱな合格ラインを示しますが、おおよそ全体の70%取れていれば、ほぼ間違いなく薬剤師国家試験は合格します。
安心して就職までの期間で遊べます!
345問の70%は241問。
と、いうことは「薬理」「薬剤」「病態・薬物治療」の120問で、大きく点数を伸ばせば伸ばすぼど合格に近づきます。
また「薬理」「薬剤」「病態・薬物治療」は、疑義照会や薬剤管理指導など「実務」に絡む問題も多いので、さらなる高得点が期待。
そんな効果が実感できるおススメの本は次の3冊
- 薬がみえる Vol.4
- くるみぱんの薬学×付箋ノートBOOK
- 薬剤師国家試験のための役単 試験にでる医薬品暗記帳
それでは紹介します。
薬がみえる Vol.4
申し訳ありません。
この本の紹介が2021年になってしまったこと、深くおわびします。
いやー「薬がみえる」シリーズは、すごく使える本だったから、そのうち紹介しようとしてたんですね。
「薬がみえる」Vol1~3は、病態ごとの薬の作用機序や薬理作用が中心だったので、薬剤師国家試験対策などに役立つから。
ただこの「薬がみえる Vol.4」は、今までと趣向がかわり、「薬物動態学」、「相互作用」、「製剤」、「実務」が盛り込まれている内容。
ここまで大きく内容が変わって、しかもわかりやすくまとまっていたとは・・・
少しだけ中身を紹介
このように図解入りで非常にわかりやすい。
ほんと図があると理解力が上がります。
そしてもう一つすごい点。
なんとこちらWEBコンテンツ付き。
そのWEBコンテンツには、「薬がみえる Vol.4」で学べる学習内容の補強・定着目的として、薬剤師国家試験にそった演習問題があります。
国家試験対策にも役立つと言っている点は、この点もふまえてます。
もちろん定期試験でも役立ちますので、6年生でなくても買っておいて損はありません。
1冊4,000円弱しますが、値段の数倍の価値があります。
この後紹介する本も役に立ちますが、この1冊だけは持っておかない損をします。
2020年4月に発行してたとは・・・
「もっと早く紹介していれば、薬学部の皆さんにお役立てできたのに」と後悔しております。
別シリーズの「薬がみえる」Vol1~3はこちら。
Vol1~3は、薬学部生だけでなく、新人薬剤師・若手薬剤師も日ごろの勉強に活用できます。
いや、必須アイテムかも。
薬剤師の勉強本のおススメも書き直しておきます。
「薬が見える」Vol1~4を全部そろえると、約16,000円かかります。
学生さんには厳しい金額かもしれません。
ただ薬剤師国家試験の合格に役立つ、定期テスト対策に役立ち単位習得に役立つ、薬剤師になってからも役立つという事を考えると、出費するだけの価値は十分すぎるはずです。
4冊そろうと、大学で買う教科書の価値は,なくなってしまいそうね(笑)
くるみぱんの薬学×付箋ノートBOOK
こちらも2020年7月に発売された本。
「デキる薬剤師をつくる現場の教科書」という本(すごく使えるよ)で、著名な薬剤師にまじってコラムが載っていた薬学生が、この著者のくるみぱんさん。
「すごくわかりやすい勉強方法をやってるな」って思い、インスタなど見ていたら、本になりました。
ただ「薬がみえる」シリーズとは違い、薬剤師の現場レベルで使うには難しいかな。
手書きのイラスト(くるみぱんさんが実際に書いている)が柔らかさを感じますが、やはり図解入りでも「薬がみえる」のほうが分かりやすく細かい。
しかし、現役の薬学部生(今はくるみぱんさんは薬剤師)が作成しているので、学生目線で分かりやすく、ポイントを特におさえてまとめられているので、国家試験勉強、定期テスト勉強に効率よく使えます。
また、「こうやってノートをまとめればわかりやすいのか」など、普段の授業のまとめ方にも役立ちます。
学生が学生目線で作成した本は今までなかったので、学生にとっては「同じ目線」で学べるのでおススメです。
薬剤師国家試験のための役単 試験にでる医薬品暗記帳
皆さんは「暗記帳」を作ったことはありませんか?
英単語を覚える時、数式をおぼえる時など、「暗記帳」「単語帳」などを一度は作成したと思います。
「暗記帳は自分でつくるから頭に入るんだ」と思われる方もいるかもしれません。
ただ、薬剤師国家試験、定期テストなど勉強に追われる中、「暗記帳」を作成している時間はなかなかないのでは?
作って満足!ってこともありますし。
そんな「暗記帳」作成の手間を一気に省いてくれたのがこの本です。
確かに暗記帳というだけあって、簡単な作用機序、主な副作用、適応症など要点のみの記載となってます。
したがってしっかりした薬理作用や作用機序を理解するには、「薬がみえる」シリーズで学んだ方が良いです。
ただ、「薬がみえる」で学んだ知識を、本番直前やスキマ時間などで定着させるには、この本は役立ちます。
私が国家試験の時にこの本があったら、最後の追い込み時にスキマ時間などでガンガン勉強していたでしょう。
まとめ:学生が使いやすい、理解しやすいから紹介
まとめます。
今回「この3冊はマジ使える」というテーマで、
- 「薬がみえる」シリーズ
- くるみぱんの薬学×付箋ノートBOOK
- 薬剤師国家試験のための役単 試験にでる医薬品暗記帳
の3冊(3シリーズ)を紹介しました。
大学の小難しい教科書ですと、その学年、その時期では勉強に使われるかもしれませんが、薬剤師国家試験の勉強時、薬剤師で働いた後、活用する場は少ないでしょう。
残念ながら教科書は「教授」が何名も関わって書かれているので、「わかりやすく」よりは「専門的に、学術的に」となるため難しくなります。
しかし今回紹介した本は、いずれも「わかりやすい」、「使いやすい」、そして学生が実際勉強をする際に望んでいる形となってます。
ですから、参考書として活用すれば、授業もわかりやすくなりますし、定期テストのポイント把握&勉強に大いに役立ちます。
そして薬剤師国家試験の勉強に大いに役立ち、薬剤師免許取得に大きく貢献するでしょう。
いやーいいなーこれ。
自分の時も欲しかった。
最後に薬学部生の学生生活で疑問ポイント、注意したほうが良いポイントを
でまとめてます。
あわせてお読みください。