大学選択の参考に 薬剤師を目指したい

薬剤師になるメリット・デメリットを知っておこう!

2020年9月4日

薬剤師のメリット
子供に薬剤師になってほしいけど、

薬剤師のメリットって何?

だだの
わかりました!

 

[st-kaiwa1]薬剤部長

薬剤師歴20年目!(2021年時点)

大学病院薬剤部13年勤務

現在は、民間病院の薬剤部長をやってます。

部長歴6年

プロフィール

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親が子供に就かせたい職業、子供がなりたい職業で上位に出てくる薬剤師(女の子のランキングで)。

実際子供に就かせたいと思ったら、薬剤師のメリット・デメリットは何?と知りたい方がいると思います。

はてな

・薬剤師のメリット、デメリットが知りたい

 

この記事では、薬剤師のメリット、デメリットについて本音で書いてありますので、十分理解できます。

 

なぜなら、私は薬剤師として20年弱働き、また大学病院時代では、学生教育、新人教育に携わってきました。

その経験に基づき書いてます。

 

この記事では、きれいごとを述べず、本音で薬剤師のメリット、デメリットについて書いてます(同業者からクレームがきそう・・・)

 

記事を読み終えると、薬剤師のメリット、デメリットが把握でき、薬剤師を目指すかどうかの、大きな参考になります。

 

薬剤師のデメリット

まずは薬剤師の仕事、目指す上での、デメリットについて書きます。

デメリットとしてあげるのは、次の項目

  • 6年制で学費がかかる
  • 学費がかかったのに収入が少ない
  • かなり精神をつかう
  • 致命的なミスが起こる可能性がある

それぞれのデメリットについて話します。

 

6年制で学費がかかる

2006年より薬学部の教育年数は、医師、歯科医師と同様に6年制になりました。

私はもちろん4年制時代ですが。

6年制ということで、学費は通常の4年制大学より当然かかります。

おおよそ

また、一人暮らしの場合、それに伴う生活費もかかります。

学費に関しては、別途細かくかきます。

 

学費がかかったのに収入が少ない

6年制を終えて、薬剤師国家試験に合格し、晴れて就職になります。

ただ、同じ6年制である医師、歯科医師と比べて収入は少ないです。

 

おおよその平均年収は次の通りです。

の結果を参考に、私が計算しております。

 

平均医師年収:1,200万円 (47.7歳)

平均歯科医師:830万円 (44.6歳)

平均薬剤師:455万円 (37.3歳)

 

平均年齢の違い、役職のあるなしなどで違いはあるかと思いますが、6年制ですが給与は他の2師より低いです。

 

6年制なんだからもう少し上げてよ!

っていうのが本音です。

 

かなり精神をつかう

実は薬剤師の仕事って、かなり精神をつかいます。

いろいろありますが、通常の調剤業務、記録作成などのディスクワーク、人と接する業務などが結構精神つかいます。

 

〇調剤業務でのプレッシャー

患者が多く来る病院や、調剤薬局では、時間のプレッシャーがハンパないです!

なぜか?

この図をご覧ください。

薬剤師のデメリット

患者は病院に行くと、すごく待ち時間が多いです。

すごく長い間待ち続けた、最後が薬局。

まあ患者からの「早く薬出せ」のプレッシャーがハンパないです。

ミスができないプレッシャーのある中、なるべく急いで調剤をする。

疲れます。

 

〇薬歴入力などのディスクワーク

病院では、病棟での仕事の後の記録作成、調剤薬局では薬を説明した後の記録作成など、調剤業務以外にもディスクワークが多くあります。

忙しいと、業務終了後、閉店後に入力することが多くなりなり、残業が増えます。

また記録が規定を満たしてないと、査定返戻(収益の返金)が発生しますので、記録作成はしっかり行わないといけません。

 

〇人と接する業務

患者と接するのはもちろんですが、他の医療スタッフとのやり取りも気を使います。

 

・患者とのやりとり

みんながみんな優しく、話やすければ問題ないのですが、難しい人もなかなかいます。

ずっと待たされてイライラしてる人、薬を間違って渡してしまったなど、トラブルはしばしばおこります。

 

・他の医療スタッフとのやりとり

主に医者です。

医者が書いた、薬の処方せんに不備があったり、確認しなければならないことがあるときは、薬剤師は処方医に問い合わせをしないといけません(疑義照会)。

まあこれが、むずかしい医者がいることいること。

プライドが高いせいか、間違えを指摘されるといきなり怒る医者もいます。

本当に困ります。

あ、でもすべてがすべてではないですよ(笑)

また医者が手術とかで不在になってしまって、なかなか連絡がとれないこともあります。

そうすると、患者を待たせ続けることになり、ダブルのプレッシャーが・・・

 

これ以外にも職場環境など、同僚にも気をつかい続けるのは、他の職場も一緒です。

 

致命的なミスを起こす可能性がある

薬剤師は薬を取り扱ってます。

間違った薬を渡す、量を間違えるなどのミスをしてしまったら、

患者に重大な悪影響を与えてしまいます。

実際悲しい医療事故は、過去何件も起きてます。

そしてその事故の当事者になってしまった薬剤師には、刑罰が下ります。

詳細については、別途書きます。

ただ命に携わる仕事ですので、ちょっとしたミスで一生を棒にふるう可能性がある仕事です。

 

薬剤師のメリット

薬剤師のメリット

ここまで、デメリットを次々とあげていったので、不安になった方が多いと思います。

しかしそんな不安を吹き飛ばす、メリットが薬剤師にはありますよ!

 

薬剤師のメリットは次の通りです。

  • 収入が安定していて、不景気に強い
  • 仕事の選択肢が多い
  • いつでも仕事に就ける
  • 転職しやすい
  • 実は初任給が結構良い
  • 共働き最強!

やりがいがあるとか、教科書どおりの事は書きません。

他のサイトでも見れますので。

本音のメリットです。

 

収入が安定していて、不景気に強い

まさにこれが最大のメリットと言えます。

どんな不景気であっても、病人はいます。

ましては、超高齢化社会。

病人がいる限り、慢性疾患患者がいる限り、仕事はあります。

リーマンショックなんかどこ吹く風。

今回の新型コロナウイルス感染による、不景気も大丈夫です。(ただ外来患者がすくなくなっちゃうと・・・)

 

私の場合も大学受験の時、まさに超就職氷河期。

別の学部を希望してましたが、手に職をという事で、薬剤師になりました。

 

不況時に仕事がなくなることがありません。

これが最強の薬剤師のメリットです。

 

仕事の選択肢が多い

もちろん就職試験に合格する必要がありますが、薬剤師の仕事はいろいろ種類があって、選択肢が多いです。

おもだったものを、簡単に上げると次の通り。

  • 病院
  • 調剤薬局
  • ドラッグストア
  • 公務員
  • 製薬企業

公務員は、試験に合格すると、公立の病院で働くことになりますが、自治体の人事異動で、水質管理など衛生関連等などの仕事にまわる場合もあります。

 

企業は、薬剤師免許の必要はありません。

ですが、MR(医薬品情報担当者)として働く場合、一般大学の出身者と比較して、試験科目が少なく優遇されます。

 

いつでも仕事に就ける

薬剤師の有効求人倍率は、職種別にみても高い状況になってます。

厚生労働省の報告によりますと、2020年1月時点の医師・薬剤師の有効求人倍率は、4.76倍となってます。

厚労省の報告が医師、薬剤師の合算数なので、薬剤師単独の有効求人倍率はわかりません。

しかしそれを差し置いても、全国の有効求人倍率が1.49倍なので、薬剤師の有効求人倍率は高いと思います。

 

 

10年前は10倍近くあったと言われてますので、それに比べては下がっております。

しかし相変わらず高い水準になってます。

季節によって有効求人倍率に変化はありますが、

仕事を選ばなければ就職しやすい状況です。

 

転職しやすい

いつでも仕事に就けるということは、転職しやすい状態になってます。

ここで一つ大手の転職サイト、薬キャリ
の一例をあげます。

 

薬キャリ
エムスリー(東証1部)が運営している、薬剤師転職情報のサイトです。

ちなみにエムスリーは、医師、薬剤師向けに様々な最新情報を提供している医療情報サイトがメインとなってます。

その薬キャリのページではこのように求人情報が紹介されてます。

 

2020年4月11日時点で、全国で58,069件の求人を取り扱ってます。

たしかに、東京で11,309件と大都市圏の方が求人はおおいです。

その分は薬剤師も多いので当然ですね。

 

この薬キャリ以外にも薬剤師の転職サイトは複数あるので、仕事は選びやすい状況です。

 

ただ転職しすぎると、採用側としては・・・ね。

 

実は初任給が結構良い

薬剤師の初任給はまずまず良いと思います。

 

目安としては次の通りです。

薬剤師の初任給

 

他職種の初任給よりは高めだと思います。

これにいろいろ手当がついていくので、状況は変わると思います。

 

また地方に行けばこのような求人も

薬剤師の高額求人

 

いきなり年収600万円!

薬剤師が余るといわれていても、地方の薬剤師不足は解消されてません。

このような求人をうっても、なかなか採用にいたりませんね。

最高800万円以上か・・・

場所どこだっけ?(笑)

共働き最強!

男女差別ではありませんが、女性が薬剤師免許を持つと最強です!

 

なぜなら薬剤師のパート時給は、2000円~3000円です。

他の職種のパートで、なかなかこの時給はもらえないと思います。

 

したがって共働きになると、家計が相当楽になります。

 

まとめ:メリット・デメリットあるがやっぱり資格は強い

まとめます。

薬剤師のデメリットとして、

  • 6年制で学費がかかる
  • 学費がかかったのに収入が少ない
  • かなり精神をつかう
  • 致命的なミスが起こる可能性がある

 

薬剤師のメリットとして

  • 収入が安定していて、不景気に強い
  • 仕事の選択肢が多い
  • いつでも仕事に就ける
  • 転職しやすい
  • 実は初任給が結構良い
  • 共働き最強!

 

をあげました。

薬剤師になるのはお金がかかるし、6年制で学校に行くのは大変だし、医師に比べれは給料安いし、問題点もあります。

しかしそれを上回るだけの、メリットが薬剤師には存在してます。

 

この記事を参考にして薬剤師になるかどうか検討してみてください。

 

なお実際薬剤師になるためには、もっと細かい問題、壁が存在します。

真剣に薬学部に進み、薬剤師になりたいのなら、

【必読】薬剤師になるためには、7つの壁を乗り越えろ!

 

も併せてお読みください。

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