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【2024最新版】第一薬科大学薬学部の偏差値・学費・留年率・薬剤師国家試験合格率データ解析

2020年7月19日

私立大学薬学部の偏差値・学費・留年率

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第一薬科大学薬学部を目指す学生、保護者の方には次の悩みがあります。

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この記事の信頼性

だだの
だだの
薬剤部長

薬剤師歴22年目(2023年時点)

大学病院薬剤部13年勤務

現在は、民間病院の薬剤部長をやってます

部長歴8年

医療業界に長くいるので、裏事情までしっかり把握してます。

プロフィール

 

私立大学薬学部を目指している学生の方は、受験進路選択の判断のため、偏差値、受験科目などの情報を知りたい人が多いです。

また私立大学薬学部の学費高いため、6年間の学費の総額が気になる方が多いのではないでしょうか?

さらに重要なのが、薬剤師になるための最大目標である薬剤師国家試験合格

この薬剤師国家試験の合格率留年率など、入学後の学生生活でも気になるデータはあります。

 

この記事では薬学部に進学するにあたり気になる、受験情報薬剤師国家試験合格率留年率なのデータをまとめたものとなっております。

最後まで読んでいただければ、第一薬科大学薬学部を目指すために必要な情報収集の手間がはぶけ、情報を把握することで進路選択の判断に役立つことができます。

1.第一薬科大学薬学部の総合ランキング

当サイトでは私立大学薬学部の偏差値学費真の薬剤師国家試験合格率6年間ストレート薬剤師国家試験合格率留年率をそれぞれの記事でまとめてランキング形式で記載してます。

項目数値順位点数
偏差値42.761-
6年間総額学費12,182,840円2831
真の薬剤師国家試験合格率46.53%543
留年率75.35%571
6年間ストレート
薬剤師国家試験合格率
23.24%553
退学率26.8%4810
総合ランキング
55位48

各項目のランキング、点数の基準は次の通り

偏差値高い順

真の薬剤師国家試験合格率合格率が高い順

6年間ストレート国家試験合格率合格率が高い順

留年率低い順

6年間総学費低い順

※レーダーチャートでは60点満点で表記。

※偏差値のデータは、東京薬科は女子部、横浜薬科は臨床薬学科を使用。

第一薬科大学薬学部総合ランキング58大学60学科のうち55位

真の薬剤師国家試験合格率:「出願者数」で計算した合格率

※厚生労働省が発表する薬剤師国家試験合格率は、「出願者数」から卒業延期者、欠席者をのぞいた「受験者数」で計算されてます。

したがって、欠席者が多くなると合格率が上昇する「からくり」があります。

2.第一薬科大学薬学部偏差値は42.7

第一薬科大学薬学部偏差値

第一薬科大学薬学部の偏差値は当サイト調べでは42.7となっており、私立大学薬学部の偏差値ランキングでは61位

項目偏差値
河合塾35
進研ゼミ50
マナビジョン43
平均42.7

第一薬科大学薬学部は1959年に設立されている伝統校。

なお、私立大学薬学部の偏差値ランキングは、下記の関連記事で紹介してます。

今回作成した私立大学薬学部偏差値ランキング河合塾進研ゼミ高校講座マナビジョン3つの平均値で表示しております。

参考)

河合塾:入試難易予想ランキング

進研ゼミ:高校講座:偏差値から探せる!志望大きっと見つかる検索

マナビジョン:大学の偏差値一覧から調べる

※試験日程によって偏差値が異なる場合は、一番高い数値を適用。
※河合塾の偏差値でボーダーフリーの大学は偏差値を34として計算

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3.第一薬科大学薬学部の6年間の学費1,218万円

第一薬科大学薬学部の6年間の学費

第一薬科大学薬学部6年間の推定学費は、12,182,840円となってます。

学費に含まれるデータは次の通り。

  • 入学金(初年度のみ)
  • 授業料
  • 施設設備費関連
  • その他会費
  • 実務実習費

※教科書、参考書、別途請求される実習費などは計上してません。

それでは初年度の学費、2年目以降の学費の内訳を紹介します

なお、このデータは21年度入学者のデータなので、変更になる可能性があります。

<大学生の生活費の目安は?>

大学生の生活費は、自宅生の場合の生活費は年額で70万円、6年間で420万円

アパートなどを借りて自宅外でする場合は、生活費として年121万円、6年間だと726万円かかるとされてます(参考:平成30年度学生生活調査|日本学生支援機構)

都市部の方が家賃がかかる可能性が高いので、進学先の住宅状況によって生活費の総額は変わります。

参考にアパマンショップのリンクを貼っておきますので、家賃相場の参考にしてください。


初年度学費

学費内訳費用
入学金300,000
授業料1,400,000
施設充実費100,000
教育充実費100,000
その他諸会費37,840
合計1,937,840

(引用)第一薬科大学学費データ

2年目以降学費

学費内訳費用
授業料1,400,000
施設充実費250,000
教育充実費250,000
その他諸会費29,000
合計1,929,000

(引用)第一薬科大学学費データ

※実務実習費は5年次約600,000円の納入。

6年間総額学費

第一薬科大学薬学部の6年間の学費は、私立大学薬学部の中でやや高めになります。

第一薬科大学薬学部6年間の学費は以下の通りです。

6年の推定総学費学費ランキング
12,182,840円28位

教科書代、追加の教材費が上乗せされる可能性があります。

学費の詳細情報、納入方法、納入時期に関しては、大学の公式資料などで詳細を確認して下さい

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4.第一薬科大学薬学部の真の薬剤師国家試験合格率は45.53%

第一薬科大学薬学部の真の薬剤師国家試験合格率

第一薬科大学薬学部真の第106回薬剤師国家試験合格率は45.52%でランキングは54位

過去の真の薬剤師国家試験合格率、ランキングは以下の通り。

薬剤師国家試験真の合格率%ランキング出願者数受験者数合格者数厚労省発表
合格率%
第108回45.5354101504794.00
第107回37.375599393794.87
第106回24.3956123383078.95
第105回44.0355159747094.59
第104回37.9555166856374.12

(引用)過去の薬剤師国家試験の結果|厚生労働省

第一薬科大学薬学部真の薬剤師国家試験合格率は、20%台~40%台とまちまち。

この要因は出願者数と受験者数との差が年度ごとに差があることにあります。

例えば第105回の場合は、出願者数と受験者数との差は85名で、薬剤師国家試験を受けられなかった割合は53%。

第106回の場合は、出願者数と受験者数との差は85名で、薬剤師国家試験を受けられなかった割合は69%。

この差が、真の合格率の差になっていると言えます(根本的な合格率にも差がありますが)。

 

出願者数と受験者数との差を見ると、例年50~70%程度の生徒が卒業試験、事前試験等を突破できず、薬剤師国家試験を受験できない状況となってます。

大学が定めた基準を突破できないと、国家試験を受けられないため、卒業試験の対策もガッツリ行う必要があります。

なお真の薬剤師国家試験合格率の最新のランキング、並びに薬剤師国家試験合格率のからくりについては、下記記事で記載してますので、参考にしてください。

5.第一薬科大学薬学部の留年率は75.35%

広島大学薬学部の留年率

第一薬科大学薬学部の留年率の留年率は例年60%台と高い数値。

2014年度入学者の私立大学薬学部留年率ランキング57位です。

入学年度留年率ランキング入学者数5年次進級数5年次進級率卒業数卒業率
2016年度75.35571429667.63524.65
2015年度77.445716410734.83722.56
2014年度63.375420215777.77436.63
2013年度61.765320413666.77838.24
2012年度64.71541707845.96035.29

(参考:各大学における入学試験・6年制学科生の修学状況等|文部科学省)

  • 2016年度入学者は2022年3月試験(第107回薬剤師国家試験)
  • 2015年度入学者は2021年3月試験(第106回薬剤師国家試験)
  • 2014年度入学者は2020年3月試験(第105回薬剤師国家試験)
  • 2013年度入学者は2019年3月試験(第104回薬剤師国家試験)
  • 2012年度入学者は2018年3月試験(第103回薬剤師国家試験)

※2017年度入学、2023年3月試験(第108回薬剤師国家試験)の結果は、文科省データが公表されたら更新( 2024年1月予定)。

薬学部の留年率は、他の学部と比較して9%程度高い状況

4年制大学が留年なしで卒業する割合(ストレート卒業率)と薬学部で留年なしで5年生に進級した割合を比較すると次の通り。

条件進級率留年率
4年制大学の
ストレート卒業率※1
81.6%18.4%
薬学部のストレート
5年生進級率※2
72.6%27.4%

※1(参考:学校基本調査‐令和元年度の概要|文部科学省)
※2(参考:各大学における入学試験・6年制学科生の修学状況等|文部科学省)

薬学部の留年率は、4年生終了時までに他の学部と比較して9%程度高い結果

5年生になるまでの留年率が高いうえ、さらに卒業までに2年間。

特に卒業試験は難しく、卒業延期を含めるとさらに留年率は上昇

卒業延期まで含めた、6年間で留年せずに卒業できる割合は平均64.6% (留年率35.6%)となってます。

6.第一薬科大学薬学部の6年間ストレート薬剤師国家試験合格率は23.24%

北海道医療大学薬学部の留年率・ストレート国家試験合格率

第一薬科大学薬学部の6年間でのストレート薬剤師国家試験合格率は、20%~30%半ばとなってます。

2016年度入学者のストレート薬剤師国家試験合格率のランキングは55位です。

入学年度ストレート
国家試験合格率
ランキング入学者数ストレート
国家試験合格者数
2016年度23.245514233
2015年度18.295716430
2014年度34.705020270
2013年度28.45520458
2012年度22.45517038

すべての大学の6年間ストレート合格率は次にまとめてます。

6年間留年なしのストレート薬剤師国家試験合格率ランキング

7.第一薬科大学薬学部の退学率は26.8%

薬学部の退学率ランキング

第一薬科大学薬学部の6年間での退学率は、19.3%~30%台と低い数値。

2016年度入学者の退学率のランキングは48位です

入学年度退学率ランキング入学者数退学者数
2016年度26.84814238
2015年度33,55516455
2014年度19.34120239
2013年度32.55120466
2012年度30.04917051

すべての薬学部の退学率データは次にまとめてます。

【ランキングあり】薬学部の退学率は13.63%!中退の割合は減少傾向でも高い水準

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6.第一薬科大学薬学部入試データ

第一薬科大学薬学部入試データ

第一薬科大学薬学部を受験するにあたり、気になるのが受験倍率。

第一薬科大学薬学部の受験者数、合格者数、受験倍率は次の通りとなってます。

データは2020年度(2021年度入学者)の試験結果

入試方式志願者数合格者数実質倍率
統合型選抜19171.12
指定校推薦31311.00
公募制推薦771.00
一般選抜1111041.07
共通テスト利用98891.10
特待生チャレンジ89891.00
合計3553371.05

7.第一薬科大学薬学部募集要項

第一薬科大学薬学部募集要項

第一薬科大学薬学部の募集要項です。

2023年度の漢方薬学科の募集人数は60名から40名に変更になりました。

2023年度の最新データです

募集人数

入試方式募集人数
薬学科漢方薬学科
統合型選抜155
学校推薦型選抜
指定校推薦特待生
計30計10
学校推薦型選抜
指定校推薦一般
学校推薦型選抜
公募制推薦
特待生選抜205
一般選抜3812
共通テスト利用選抜108
合計11340

試験日程

薬学科、漢方薬学科ともに同一の試験日程です。

入試方式
試験日合格発表出願開始日出願締切日
統合型選抜第1回22年9月25日22年11月1日22年9月1日22年9月16日
第2回22年10月16日22年11月1日22年9月26日22年10月7日
第3回23年3月5日23年3月12日23年2月6日23年2月24日
第4回23年3月25日23年3月28日23年3月6日23年3月17日
学校推薦型
選抜指定校
推薦特待生
第1回22年11月13日22年12月1日22年10月24日22年11月7日
第2回22年12月18日22年12月25日22年11月21日22年12月9日
学校推薦型
選抜指定校
推薦一般
第1回22年11月13日22年12月1日22年10月24日22年11月7日
第2回22年12月18日22年12月25日22年11月21日22年12月9日
学校推薦型
選抜公募制
第1回22年11月13日22年12月1日22年10月24日22年11月7日
第2回22年12月18日22年12月25日22年11月21日22年12月9日
特待生選抜第1回22年12月18日22年12月25日22年11月21日22年12月9日
第2回23年1月22日23年2月5日22年12月19日23年1月13日
一般選抜
Ⅰ期
第1回23年1月21日23年2月5日22年12月19日23年1月13日
第2回23年1月22日23年2月5日22年12月19日23年1月13日
一般選抜Ⅱ期23年2月26日23年3月5日23年1月30日23年2月17日
一般選抜Ⅲ期23年3月18日23年3月26日23年2月20日23年3月10日
共通テスト
利用選抜
前期24年1月13日・14日23年2月12日22年12月19日23年1月31日
中期24年1月13日・14日23年3月5日23年1月30日23年2月173日
後期24年1月13日・14日23年3月26日23年2月20日23年3月17日

※1統合型選抜E方式は、第1回、第2回、第3回エントリーで合格した人のみ、2次試験への出願ができる。
※2統合型選抜A方式は、試験日は大学が指定する日、合格発表日は試験後5日以内となってます。

他の大学の入試日程に関しては、次の2記事にまとめてます。

受験スケジュール作成にお役立てください。

試験科目

入試方式
入試科目配点備考
統合型選抜
A方式
第1回
第2回
第3回
第4回
学校推薦型
選抜指定校
推薦特待生
第1回
第2回
学校推薦型
選抜指定校
推薦一般
第1回
第2回
学校推薦型
選抜公募制
第1回
第2回
特待生選抜第1回
第2回
一般選抜
Ⅰ期
第1回
第2回
一般選抜Ⅱ期
一般選抜Ⅲ期
共通テスト
利用選抜
前期
中期
後期

情報が分かり次第更新しますので、今しばらくお待ちください。

新型コロナの影響で入試日程に変更がある場合があります。

入学検定料、入試に関する詳細情報、入学手続きなど、必ず大学公式の資料でご確認ください。

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8.第一薬科大学薬学部特待生・奨学生データ

第一薬科大学薬学部では成績優秀者に対して特待生制度があります。

私立大学薬学部学費が高いため、少しでも負担を減らしたいところ。

成績優秀者の特待生・奨学生

特待生S

対象人数:10名

【条件】

薬学部特待生選抜の成績上位合格者

【特典】

授業料全額免除 

6年間総額学費

12,192,840円3,792,840円

 

特待生A

対象人数:15名

【条件】

薬学部特待生選抜の成績上位合格者

【特典】

授業料半額免除 

6年間総額学費

12,192,840円7,992,840円

 

特別奨学生

対象人数:不明

【条件】

第一薬科大学(資料請求)でご確認ください。

【特典】

授業料半額免除2年間 

6年間総額学費

12,192,840円10,792,840円

 

またその他の奨学金などの情報については、大学の公式資料を取り寄せてご確認ください

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9.第一薬科大学薬学部所在地

第一薬科大学薬学部の所在地は次の通りです。

住所

福岡市南区玉川町22-1

第一薬科大学薬学部周辺の住宅情報は下記からどうぞ



まとめ

まとめます。

今回、第一薬科大学薬学部の受験を考えている学生に向けて以下の項目について、データ並びに私立大学薬学部内でのランキングを紹介しました。

結果として、第一薬科大学薬学部の総合ランキングは54私立大学薬学部の中で下位のランキングでした。

各項目のランキングは以下の通り。

  • 第一薬科大学薬学部の偏差値52
  • 第一薬科大学薬学部の学費28
  • 第一薬科大学薬学部の薬剤師国家試験合格率56
  • 第一薬科大学薬学部の留年率54
  • ストレート国家試験合格率50

また入試情報、奨学金情報など大学選択に必要な情報を紹介しました。

今回紹介した記事を第一薬科大学薬学部の進路選択の参考にお役立てください。

また他大学の記事との比較、ならびに各ランキングの関連記事を参考にしていただき、受験校選び、資料請求などにご活用ください

 

しかしこの記事では紹介しきれなかった情報があります。

それは大学施設の詳細やキャンパスライフ、そして就職率、就職先などの就職に関する詳細情報など。

この点に関しては、大学が発行している公式の「大学案内」などの資料を取り寄せて確認してください。

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