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転職することはできますか?
薬剤師として働き始めた新人薬剤師、これから薬剤師を目指す薬学部生には次の悩みがあります。
はてな
薬剤師1年目で転職はできるのか?
新人薬剤師での転職のメリット・デメリットは何か?
新人薬剤師の転職はどうすれば失敗しないのか?
この疑問、悩みに回答します。
この記事の信頼性
薬剤師国家試験に合格し、薬剤師として希望を持って働き始めた皆さん。
しかし働き始めると「こんなはずじゃなかった」、「全然イメージとちがう」、「すごくキツイ」と感じませんか?
「最初のうちは慣れていないだけ」と思っていても、いつまでたってもイメージとのギャップ、仕事のキツさに慣れず、「もう辞めたい」、「今の職場から転職したい」と考える人も多いです。
実際に厚労省のデータでは、大学新卒3年目までに31.2%の人が離職していることが明らか。
また、大学卒で医療職についた人では、38.6%の人がが3年以内に転職・退職するデータが出てます。
したがって働き始めた新人薬剤師でも「仕事がキツイ」「仕事辞めたい」「転職したい」と考えるのはごく当たり前の事。
今はエラそうに薬剤部長をしている私も1年目は「辞めたい」と考えてましたね。
しかし実際辞めることを考えると、「薬剤師の1年目で転職しても大丈夫なのか?」「新人薬剤師で辞めると将来不利にならないのか?」などと不安があります。
結論から言うと
新人薬剤師の1年目で転職しても問題ない!
ただし注意点やデメリットもあることは、必ず理解すること!
です。
この記事では次のポイントについて解説してます。
- 新人薬剤師1年目で転職しても問題ない根拠
- 薬剤師1年目で転職することのメリット・デメリット
- 今の職場にとどまるべきか、転職すべきかの判断方法
- 新人薬剤師が転職する場合、失敗を回避・減らす方法
最後まで読んでいただければ、薬剤師1年目で転職することの不安感がなくなり、また今の職場を続けるか、転職するかの判断ができるようになり、今あなたが抱えているモヤモヤ感をスッキリして仕事にのぞむ、転職に踏み切るための一歩として役立ちます。
薬剤師1年目で転職しても問題ない3つの根拠
薬剤師が1年目でも転職しても問題ない根拠としては、次の3点があげられます。
- 薬剤師の求人数は多い
- 薬剤師免許があるためすぐに働ける
- 長い薬剤師人生のうちの最初のステップに過ぎない
〇薬剤師の求人数は多い
薬剤師の求人数は多く、条件を選ばなければ転職・就職しやすい状況です。
実際に2022年9月時点での厚生労働省発表のデータ(一般職業紹介状況:令和4年9月分)では、医師・薬剤師等の有効求人倍率は2倍となってます。
また薬剤師専門のおもな転職エージェントの2022年10月の求人数は次の通り。
サイト名 | 調剤薬局 | 病院 | ドラッグストア (調剤付き) | ドラッグストア (OTC専門) | 企業・その他 |
マイナビ薬剤師 | 32,000件 | 3,200件 | 6,100件 | 8,000件 | 4,600件 |
ファルマスタッフ | 33,000件 | 3,000件 | 5,500件 | 900件 | 600件 |
アポプラス薬剤師 | 31,000件 | 3,500件 | 2,900件 | 400件 | 300件 |
アプロ・ドットコム | 21,000件 | 600件 | 4,800件 | 200件 | 70件 |
お仕事ラボ | 14,000件 | 120件 | 2,600件 | 10件 | 40件 |
(引用:各社10月の求人数)
一般的に10月はあまり求人数が多くない時期ですが、それでもこのように各社多くの求人を抱えてます。
このように薬剤師の求人数は多い状況であるため、1年目で転職しても希望する職場に転職できる可能性は高いです。
〇薬剤師免許があるためすぐに働ける
薬剤師免許があるため、調剤経験がそこまで多くなくてもすぐに働くことができます。
もちろん研修や教育は必要ですが。
例えば「新卒内定者が国家試験不合格だった施設」、「急な退職者で業務が回らない施設」などは、免許もちで調剤経験がある1年目薬剤師でも喉から手が出るほど欲しい人材です。
薬剤師1年目でも調剤経験があれば、薬剤師としてすぐに働けるので、転職することは問題ありません。
実際に病院薬剤師1年目で退職し、調剤薬局へ転職という薬剤師を私は多くみてます。
〇長い薬剤師人生のうちの最初のステップに過ぎない
薬剤師1年目で転職すると何かうしろめたさを感じる方もいるでしょう。
特にあなた方の親世代は「1年目で退職して何やってるの」と考える人が多いです。
しかし、この後示しますが、「薬剤師1年目で退職・転職する人は10人に1人の割合」。
1年目での退職・転職は当たり前の時代となってます。
また、薬剤師人生30年~40年と考えると、1年目はまだまだ最初のステップにすぎません。
よって1年目で転職しても、薬剤師人生に大きな影響を与えることはないので、転職しても問題ありません。
【若いうちから転職を繰り返すと就職に不利】
薬剤師1年目での転職は問題ありませんが、薬剤師歴が短いうちから繰り返し転職すると、就職に不利になるので注意が必要。
「すぐ辞める人」と警戒され、採用されにくくなし、転職の条件が非常に厳しくなります。
薬剤師1年目で転職しても問題ありませんが、次の職場はなるべく長く働ける職場に転職すべきです。
薬剤師1年目で10人に1人の割合で転職・退職する結果
薬剤師1年目ではおよそ10人に1人の割合で、転職・退職と推定されます。
こちら厚生労働省より公開されている、令和2年度における新規学卒就職者の離職率のデータです。
(参考)厚生労働省:新規学卒就職者の離職状況を公表します|令和2年度
平成30年3月卒の学生が3年目のデータとなり、令和2年度卒が1年目。
このように大学卒全体では11.6%の学生が1年以内に離職する結果。
また、同じ資料内での別データでは医療職の3年以内の離職率は38.6%となっており、平均値よりも高い数値となってます。
(参考)厚生労働省:新規学卒就職者の離職状況を公表します|令和2年度
薬剤師単独のデータはないので一概には言えませんが、単純比較しても1年目で10%以上の薬剤師が退職してる結果と言えます。
また、大手医療系サイトの薬キャリが集計した「最初の転職は入社後何年目?」のデータによると、1年目での転職は8%、3年目までで42%という結果。
このような結果から薬剤師1年目での転職・退職の割合は10%弱と推定でき、10人に1人の割合で辞めているので、あなたが「仕事を辞めたい」「転職したい」と考えても、当然のことです。
ごく当たり前の事なので「自分がおかしいのでは?」「ただの逃げなのでは?」と思い悩む必要はありません。
薬剤師は就職前の準備が足りないのでギャップに苦しむ
薬剤師として勤め始めて早々に、ギャップに苦しむ要因として、「就職前の準備が足りない」ことがあげられます。
よくある薬剤師の転職理由には、
- 人間関係がうまくいかない
- 職場環境に不満がある
- 教育体制が整っていない
などなど。
人間関係に関しては働いてみないとわかりませんが、職場環境や教育体制に関しては、事前の企業調査で把握し、それを踏まえて求人に応募することも可能です。
しかし、薬剤師は5、6年次に病院・薬局での実務実習、そして非常にハードな薬剤師国家試験の勉強。
実務実習先の病院、調剤薬局なら状況は把握できるかもしれませんが、それ以外だと薬学部の勉強が忙しすぎてゆっくり調べることはできません。
ましてや小規模の病院、調剤薬局などでは情報もほとんど入手できず、求人票などで把握するのがやっと。
国家試験など無く、時間に余裕がある他の学部の学生でさえ多く離職してるのに、忙しい薬学部生ならなおさら。
このように薬学部は薬剤師国家試験勉強などで忙しく、就職前の準備、企業調査が足りないため、就職後すぐにギャップに苦しむケースが多いです。
新人薬剤師の転職のメリット・デメリット
薬剤師1年目で転職をするとどんなメリット、デメリットがあるのか、転職に踏み切る前に事前に知っておきたいところです。
メリット、デメリットは次の点があげられます。
メリット | デメリット |
|
|
それぞれのポイントについて解説します。
メリット
〇新卒より戦力になる
1年近く調剤をおこなってるので、一通り調剤ができます。
調剤薬局なら処方せん受付から、患者対応、薬歴記載まで。
病院なら人数が少ないところでは当直業務までおこなってる人もいます。
薬についても現場で一通り学んでいるので、新卒を一から指導するよりもすぐに働けるので、人数が少ないところでは即戦力として期待されます。
〇求人を選ぶことができる
薬剤師として勤務経験があるため、自分の条件に合った求人をいろいろ比較して選択することが可能です。
もちろん1年弱の経験なので、すべて自由に選べるわけではありませんが、ある程度の条件なら選択できます。
したがって、自分の希望に合った職場をしっかり見つけることが可能です。
〇気持ちをリセットできる
まだ経験年数が浅いため、いい意味で今の職場の環境に染まっておらず、そのためモヤモヤした気持ちがリセットしやすい状況です。
第2新卒という言葉もよく聞くので、もう一度新卒の気持で切り替えて仕事にのぞめます。
〇変な癖がついてないので教育しやすい
これは採用側からの視点になりますが、一ヶ所で長く働いているとその職場の変なルールや慣習がついてしまっていて、採用側の職場の方針と合わないケースもあります。
その点1年程度と経験が少ないため、採用側の方針を教育しやすいメリットがあります。
〇経費がかからない
これも採用側からの視点になりますが、薬剤師歴が1年と短いため、ほぼ新卒と変わらない条件で採用することができます。
これが5年10年と経験した人なら、経験年数に応じた給与の支払いが必要ですが、給与を安く抑え、実践経験がある薬剤師を採用できるので、「人件費を抑えたい」と考える職場では受かりやすいです。
【認定薬剤師の資格があると採用の可能性は高まる】
日本薬剤師研修センターの認定薬剤師の資格などを持っていると、「かかりつけ薬剤師」の資格対象となるため採用される可能性は高まります。
また、経験年数が少なくても「しっかり勉強している」印象を与えることができます。
採用に必要な単位は「薬剤師のためのインターネット研修」などでは費用があまりかからず、最短2週間で修得することが可能。
採用試験までに認定がもらえてなくても、単位修得さえ終わっていれば「現在申請中です」と面接時に説明可能です。
デメリット
〇またすぐに辞めると警戒される
薬剤師歴1年程度で転職してきた場合、採用側からすると「またすぐに辞めるのではないか?」と警戒し、採用を見送るケースもあります。
すぐに辞めてしまわれると、再び人員募集⇒教育を繰り返さないといけないし、またその人員が確保できるまで、現場のスタッフは少ない人数で回さないといけません。
この手間を繰り返したくないのが採用側の意見。
長く働ける人、長い期間働いた経験のあるが優先的に採用されることが多くなるため、希望の職場に受からないケースがあります。
〇条件交渉がほぼ出来ない
転職の際、求人票に記載している条件よりもより好条件の待遇をもとめ、人事の担当者と交渉することが可能です。
しかし、1年目で転職の場合は、この条件の交渉はほぼ出来ず、定時された条件を受けいるほかありません。
もちろん地方などで喉から手が出るほど薬剤師が欲しい職場では別ですが。
まず1年目での転職では条件交渉が難しいことは覚悟しておいてください。
〇長く務めた方が好条件の職場に出会いやすい
長く務めるといろいろな業務を経験ができるし、後輩の教育、指導経験も豊富となるため、転職する際、年収や待遇面で好条件の転職が可能となります。
例えば同じA薬局に転職する場合でも、1年目と一つの職場で5年目、10年目の薬剤師の方が好待遇で採用されます。
また、長い期間一つの職場で働いていると「すぐに辞めない」と思われるため、同じ求人に1年目、5年目の人が応募してきた場合、5年目の人が採用される可能性が高くなります。
このように一つの職場に長く務めた方が、転職する際に選択肢が広がるので、1年目の転職では損する可能性があります。
転職すべきか今の職場に残るべきか判断するの2つのポイント
薬剤師1年目で転職するメリット・デメリットについて解説しましたが、正直なところを言うと一つの職場で長く務めた方が「好条件の求人に出会える可能性が高い」など、メリットが大きいです。
したがって薬剤師1年目で転職を踏み切る前に、転職すべきなのか、現在の職場にもう数年とどまった方が良いのか、しっかり考える必要があります。
ポイントとして2つあげます。
- 今の問題点・不満点をしっかり洗い出す
- 問題点・不満点が改善できるか考える
この作業をおこなって、それでも難しそうなら転職を考えるべきです。
1.今の問題点・不満点をしっかり洗い出す
まず重要なのが、今何で辞めたい、転職したいと考えるのか、その問題点・不満点をしっかり洗い出す必要があります。
なぜならその問題点が「経験が不足している」「慣れてくれば変わる」「相談すれば対処できる」など、対応方法を判断する材料になるからです。
また、転職する場合でも「転職の希望条件」を考える材料にもなります。
仕事に行き詰ったり、上手くいかないことが続くと、何もかも不満なことと感じ、冷静な判断が難しくなります。
転職の判断は軽々しくおこなうと後悔する結果になるので、しっかり判断するためにも問題点の洗い出しは重要です。
2.問題点・不満点が解決できるか考える
問題点・不満点を洗い出したら、それがどうすれば改善できるのかを考えます。
つまり問題点・不満点を今のまま改善できるなら踏みとどまる。
転職しないと改善できないなら、転職すると判断できます。
例をいくつかあげると
理由(例) | 解決策 | 判断 |
仕事が忙しい | 知識や経験を積めば効率よくできる | 残留 |
勤務人数が少ない(人員補充見込みアリ) | 残留 | |
勤務人数が少ない(人員補充見込み無し) | 転職 | |
人間関係がつらい | 自分が相手に歩み寄れば解決の可能性アリ | 残留 |
上司、先輩に相談することで改善できる | 残留 | |
配置転換があれば解決の可能性アリ | 残留 | |
異動や配置転換の見込み無し | 転職 | |
給与が低い | 認定薬剤師などで昇給が見込める | 残留 |
定期昇給のみ | 転職 | |
教育がしっかりされない | 自己研鑽で対応が可能 | 残留 |
自己研鑽で対応が不可能 | 転職 |
あくまで一例ですが、自分の努力や職場の上司、先輩に交渉や相談によって改善できる可能性が高いのであれば、今の職場に残留し、経験を積んだうえで転職したほうが、より好条件の転職ができる可能性が高いです。
しかし、自分の努力ではどうしようもない理由の場合は、転職を検討することが良いでしょう。
例えば「奨学金の返済があって今の給料では生活が厳しい」のように、急な改善が見込めない理由の場合、「今の職場より高給料の職場」「奨学金返済支援のある職場」などに転職すると、生活水準が改善します。
このように自分の今の職場での悩みをしっかり洗い出し、「対応・改善が今の職場で可能なのか?」「転職しないと改善できないのか?」をしっかり考えで、今の職場に残るのか、転職するのか判断すると、選択の後悔は少なくなります。
転職は踏み切りさえすれば、意外と簡単にできるので、職場に残るのか、転職するのかの判断はじっくりおこなうべきです。
【自分ひとりで状況整理が難しいならアポプラス薬剤師がおススメ】
問題点の洗い出しや対応策を自分ひとりで考えられれば良いのですが、「何が問題なのかわからない」「どう対応すればいいかわからない」と悩む人もいます。
そのような方は転職エージェントのアポプラス薬剤師の活用をおススメ。
アポプラス薬剤師は「転職するしないに関わらずアドバイザーに相談できる」点が評価されてます。
ひとりで考えても上手くいかなくても、多くの薬剤師を担当しているアドバイザーに相談すると、問題点や、今後の自分の方向性がスッキリできます。
当サイトで詳細記事を作成してますので、参考にしてください。
新人薬剤師の転職で失敗しないためには転職エージェントを活用する
薬剤師1年目での転職で失敗しないためには、薬剤師の転職サイト・転職エージェントを活用すべきです。
これは先ほども言いましたが、薬剤師の就職での失敗要因は、就職前の準備不足が原因。
また、実際働いてみて感じたこと、つらかったことが分かったはずです。
自分で転職先を探す場合、これら経験を踏まえて転職先を探しますが、働きながら求人を探さないといけないため、やはり時間が十分に取れません。
また、自分で求人票で判断したとしても、新卒での就活同様に「職場の状況」や「細かい待遇」など、転職動向を深くわからない状況での転職となってしまいます。
そうすると、新卒での就活同様、入職後のギャップに苦しみ、再び「辞めたい」「転職したい」というモヤモヤした気持ちで働くことになり、再び転職することにつながることも。
薬剤師歴が短いうちから転職を繰り返すと、「すぐ辞める人」と警戒され、転職の条件が非常に厳しくなるため、なるべく長く働ける職場に転職すべきです。
したがって、薬剤師の求人情報を把握し、あなたの転職をサポートしてくれる転職エージェントを活用すると、転職で失敗するリスクを減らすことができ、納得のいく転職ができるでしょう。
転職の準備不足による失敗、初めての転職の準備に不安解消のためにも、薬剤師専門の転職エージェントの活用をおススメします。
薬剤師1年目に合った転職エージェントの条件
転職エージェントは数多くありますが、薬剤師1年目での転職では、次の条件に当てはまるエージェントの活用がおススメです。
- アドバイザーが話をじっくりと聞き取ってくれる
- 転職を無理強いしない
- 転職のサポートが充実している
薬剤師1年目では、まだまだ右も左もわからない状況。
また初めての転職で不安なことが多いので、この3つの条件に該当するエージェントがおススメです。
〇アドバイザーが話をじっくりと聞き取ってくれる
まず大事なのは、「じっくりと話を聞いてもらえる」「条件だけでなく悩みを聞き取ってくれる」アドバイザーがいる転職エージェントを活用すべきです。
薬剤師1年目では、自分の問題点や希望する条件の整理もなかなか難しく、自分に合った条件の職場を見つける事も難しいでしょう。
そのため、しっかり相談でき、あなたの話をじっくり聞いてくれるアドバイザーなら、初めての転職で不安点の解消や、条件の整理を確実におこなってくれます。
何度も転職を繰り返したり、薬剤師業界をある程度把握している人なら、次々と話を進められるエージェントでも構いませんが、最初のうちはやはり「じっくりと話を聞いてくれるエージェント」がおススメです。
〇転職を無理強いしない
転職を無理強いしない、強引に進めてこないエージェントを活用するのも重要です。
転職エージェントを活用すると、「転職を無理強いさせられるのではないか?」と不安になると思います。
話をどんどん進めるエージェントやアドバイザーでは、そのような印象を受けることが多い傾向。
すると気持ちが焦ってしまい、冷静に判断できず、納得のいかない職場に転職してしまう事もあります。
薬剤師1年目での転職は、「転職せずに現職に留まる」判断もあるため、転職を無理強いしないエージェントを活用しましょう。
〇転職のサポートが充実している
初めての転職では転職サポートが充実しているエージェントを活用すべきです。
履歴書・職務経歴書の書き方、面接対応など、転職では新卒での採用と異なることがいろいろあります。
特に面接では何を聞かれるか、どのように対応すればよいのか不安になる人が多いです。
したがって書類作成のノウハウや、面接対応の仕方を丁寧に教えてくれるエージェントがおススメです。
面接が不安な人は、面接同行もおこなってくれるエージェントもあり、不安感をやわらげてくれます。
初めての転職ではわからないことが多いので、サポートが充実しているエージェントを活用しましょう。
【転職活動用のメールアドレスを作成しよう】
転職エージェントに登録すると頻繁にメールのやり取りがおこなわれるケースがあります。
職場のメールを活用すると、重要な連絡が他のメールにまじって埋もれてしまったり、同僚や他の職員に偶然見られたりしまうリスクもあります。
できるなら職場のメールアドレスではなく、専用のメールアドレスを作成して、連絡のやり取りをおこなうようにしましょう。
Outlook.comやGoogleメールなどで簡単にメールアドレスは作成できます。
薬剤師1年目におススメの転職エージェント
薬剤師1年目の転職に合った転職エージェントの条件として「アドバイザーがじっくり話を聞いてくれる」「転職を無理強いしない」「転職のサポートが充実している」をあげました。
数多くの薬剤師の転職エージェントの中で、おススメなのが次の4つ。
これら4社はどれもおススメなので、当サイトで各エージェントの詳細記事を作成してますので、そちらもご参考にしてください。
〇アポプラス薬剤師
アポプラス薬剤師の最大の魅力は、「転職にする・しないに関わらず相談できる」点です。
いろいろ相談できるので、「将来設計の悩み」「人間関係の悩み」「仕事上の悩み」など転職に関わらないことに関しても相談することができます。
また転職にむかって進む際も、条件を細かく聞き取ったうえであなたに最適な求人を紹介してくれますし、書類添削、面接対策などのサポートも充実してます。
もちろん面接同行もしてくれて、面接時に答えにくい質問に関しても現場でサポートしてくれます。
さらに、求人側の企業との条件面の交渉や入社日などの面倒な交渉は、すべて担当アドバイザーがおこなってくれます。
このような点から、薬剤師経験がない薬剤師・ブランクがある薬剤師からの利用者数も多い転職エージェントです。
〇ファルマスタッフ
ファルマスタッフの最大の魅力は、「対面で親身になって相談にのってくれる」点です。
ファルマスタッフはとにかく、しっかりじっくり話を聞き、現状の悩みや細かい条件の聞き取りをおこないます。
こちらもアポプラス薬剤師と同様に転職に関わらず相談だけも可能です。
転職を希望する際は、じっくり聞き取った情報をもとに豊富な求人からあなたにあった職場を紹介してくれます。
もちろん転職サポートは充実しており、じっくり転職を考えたい人には高評価の転職エージェントとなってます。
〇マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師は大手人材紹介サービスの「マイナビ」が運営会社であるため、面談による丁寧な聞き取り、手厚い転職サポートが多くの利用者から評価されてます。
取り扱っている求人数も非常に多いので、あなたにあった求人に出会える可能性が高まります。
また、職場の情報も細かく提供してくれるので、求人に応募する前にしっかりと検討することができます。
〇アプロ・ドットコム
アプロ・ドットコムは手厚くスピーディーなサポートを受けられるにも関わらず、自分のペースで転職先を選ぶことができるのが高評価を受けてます。
ただここまで紹介した3社と異なり、対面ではなく電話対応となります。
登録後1時間以内に連絡が届き、都合を合わせたうえで、細かく丁寧に条件を聞き取り速やかに求人を提供してくれます
ただスピード感が速いので焦ってしまうかもしれませんが、あくまで求人提供までのスピードが速いだけで、そこからはじっくりと考える事ができます。
また、会員登録すると転職初心者向けの便利なツールを無料で提供してもらえます。
今すぐに転職しなくても、情報収集がわりに活用することができます。
【転職エージェントは複数登録した方が良い?】
転職エージェントに複数登録すると、「多くの求人が比較できる」「いろいろなアドバイザーから意見がもらえる」などメリットもありますが、「連絡が煩雑になる」「スケジュール管理が煩雑になる」などのデメリットな面もあります。
「まずは話だけでも」というなんとなく転職をかんがえているなら1社、「絶対に転職するんだ」と強い転職願望があるなら2,3社登録するのがおススメです。
[/st-mybox]
まとめ:転職は今の悩みの解決手段の一つ
まとめます。
新卒薬剤師1年目で転職・退職する人はおよそ10人に1人の割合なので、「自分だけがおかしいのでは?」と悩む必要なく、転職しても問題ないことを、厚労省のデータなどをもとに解説しました。
新人薬剤師の転職のメリット、デメリットは次の通り。
〇メリット
- 新卒より戦力になる
- 求人を選ぶことができる
- 気持ちをリセットできる
- 変な癖がついていないので教育しやすい
- 経費がかからない
〇デメリット
- またすぐ辞めると警戒される
- 条件交渉がほぼ出来ない
- 長く務めた方が好条件の職場に
出会いやすい
そして一般的には長く務めてから転職したほうが、好条件の求人に出会える可能性が高いため、新人薬剤師1年目での転職を踏み切る前には、「今の問題点・不満点をしっかり洗い出す」「問題点・不満点が改善できるかを考える」ことが重要と解説しました。
その上で転職に踏み切る場合は、次の条件に当てはまる転職エージェントを活用すると、失敗する可能性が低いと説明してます。
- アドバイザーが話をじっくりと聞き取ってくれる
- 転職を無理強いしない
- 転職のサポートが充実している
そしてこれら条件に該当する転職エージェントは次の通り。
新人薬剤師1年目での転職は初めての転職で、右も左もわからない状況で、かつ仕事をしながらの求人探しなので、情報収集に苦労します。
転職先では長く働けた方が、今後の薬剤師人生に大きなアドバンテージをうめるので、転職エージェントを上手く活用し、ぜひとも転職を成功させてください。
薬剤師歴20年超の薬剤部長が薬剤師転職で失敗しない7つのポイントを解説!
この記事で紹介された転職エージェント
【薬剤師転職でおすすめの転職サイト】
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そのためどのサイトが良いのか迷ってしまう人が多いです。
人生の大きな節目の転職。失敗したくないと皆さん感じるはずです。
そんな皆さんに、業界20年以上の私が厳選して、次の条件に当てはまる人におすすめの転職サイトを紹介してます。
こんな人におすすめ | おすすめ転職サイト |
じっくり話を聞いてもらいたい ゆっくり転職活動をしたい | アポプラス薬剤師 ファルマスタッフ マイナビ薬剤師 ファーネットキャリア |
初めての転職で不安 | アポプラス薬剤師 ファルマスタッフ マイナビ薬剤師 |
はやく転職したい | 薬キャリ アプロ・ドットコム |
面接が不安 面接同行してもらいたい | アポプラス薬剤師 マイナビ薬剤師 アプロ・ドットコム |
地方へ引っ越す 知らない土地で仕事をする | ファルマスタッフ マイナビ薬剤師 |
派遣で働きたい | ファルマスタッフ、 薬キャリ アプロ・ドットコム |
どこで登録したらいいか悩む | アポプラス薬剤師 ファルマスタッフ マイナビ薬剤師 |
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