

新人・若手薬剤師やこれから薬剤師を目指す人には次の悩みがあります
はてな
最新の薬剤師業界、医療界の情報を知りたい
無料で最新情報収取ができるサイトを知りたい
この疑問、悩みに回答します。
この記事の信頼性

薬剤師、医療の最新情報を知りたい。
でもお金はかけたくない。
そんな希望をこの記事では解決します。
最新の医療情報を入手するには当然のことながら、インターネットサイトを利用します。
私も若手の頃、インターネットサイトがまだ充実していない時から、いろいろなサイトを登録しては読み込み、時には有料のサイト登録も行ってました。
その数多くあるサイトの中で、「これは使える」、「これは登録したほうがいい」というサイトを紹介します。
ただし、数多く紹介してもあっちこっち見るのは大変だと思いますので、まず「最初」に登録して情報収集したほうがいい「無料」のサイトを3つ紹介します。
そして今回紹介する3つでは「物足りない」、「もっといろいろ情報知りたい」という方に向けて、別記事で追加情報を紹介します。
この記事を最後まで読んで頂ければ、薬剤師の実践現場で使える知識が無料で学べ、薬剤師として成長できるだけでなく、Amazonギフトなどのポイントがもらえ、すごく得をします。
薬剤師に役立つ無料サイト3つを紹介
それでは薬剤師が医療情報を得るために、最初に登録しておきたいサイトは次の3つになります。
おススメ
- m3.com
- CareNet
- 日経メディカル:DI online
これらサイトは薬剤師、薬学部生なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
もしなかったとしてもこの3サイトは普段から閲覧していて損はないサイトですので、この記事を参考にしてください。
今回はこの3サイトのおススメポイントのみならず、残念なポイントも併せて紹介します。
それでは始めます。
m3.com
医師、薬剤師が登録しているサイトでは日本最大級のサイト。
薬剤師の会員登録者数は19万人以上と、約6割の薬剤師が登録されていると言われてます。
私が登録したのは14、5年前で、その頃は2~3万人だったような。
ちょっと記憶があいまいでスミマセン。
とにかく多くの薬剤師が登録してます。
ではそんなm3.comですが、このサイトのおススメポイント、残念なところを紹介します。
なおm3.comの説明で記載している画像は、
から引用しております。
残念なところ
m3.comの残念なところは次の3つ
- 医療情報が薄い
- 広告が多い
- 薬剤師掲示板が闇
では紹介。
医療情報が浅い
この後紹介するCareNet、日経メディカルと比べると、専門領域を深く勉強、情報を得るには物足りない感じです。
広い分野での最新のトピックスは得られるので、広く浅くがm3.comの特徴と言えます。
広告が多い
m3.comを運営している株式会社エムスリー。
一部上場企業です。
そのため「売り上げ」を上げないといけないので、サイト上に広告が表示されてます。
マンションやら家やら資産運用やら求人情報やら。
ただ広告は画面の端に表示されているので、コンテンツの中身を読んでいる時は気になりません。
また、しつこい勧誘もありませんのでご安心ください。
メールは多いですが、フォルダを振り分けておけば大丈夫です。
薬剤師掲示板が闇
m3.comには薬剤師掲示板というなのコミュニティページがあります。
これがね。
なかなか深い闇ですね。
薬剤師が抱えている悩み、ぼやきが題目ごとにかかれているのですが、「匿名」っていうこともあり、まあ汚い言葉やののしる言葉が多い事(笑)
まあいわば5ちゃんねるっていう感じですね。
私も血気盛んなころ、中身をみてイライラしたり書き込みしたりしましたが、まあ意味ない事です。
ネガティブ要素満載で、気持ちが疲れている時見るとさらに落ち込むので、見て得することはあまりないですね。
薬剤師コミュニティなら圧倒的に「ヤクメド」をおススメします。
おススメポイント
m3.comの残念なところを上げましたが、これは絞り出して無理くりだした残念なところ。
使える事、役に立つことが多いのでご安心ください。
残念ポイントばかりだったら、19万人以上も登録されてないですもんね。
それではm3.comのおススメポイント
- 広い範囲の最新医療ニュースを把握できる
- Web講演会、メーカー情報で勉強できる
- 薬剤師向けコンテンツが充実してる
- サイト閲覧などでポイントがたまる
を紹介します。
広い範囲の最新医療ニュースを把握できる
先ほど残念なポイントで情報が浅いと言いましたが、その分広い範囲の情報が把握できます。
このように全国各紙の「医療」に関するニュースを把握することができます。
また薬事日報などの業界紙のサイトは有料ですが、m3.comでは無料でピンポイントに情報が公開されてます。
業界の動きを把握するのに非常に便利。
Web講演会、メーカー情報で勉強できる
m3.comではWeb講演会が頻繁に行われてます。
もちろん無料です。
領域は様々で、診療報酬や薬剤管理指導など薬剤師向けの講演会も行われることがあります。
また、m3.comでは「MR君」という製薬メーカーのm3.com担当MRが登録されており、定期的に情報を発信しています。
薬剤師向けコンテンツが充実している
このように薬剤師の実践現場に役立つ情報が分かりやすくまとめられてます。
サイト閲覧でポイントがたまる
今回紹介する3サイトは、いずれもコンテンツを見ることでポイントを得ることができます。
ここで得るポイントはAmazonポイントなどに交換ができるのでお得です。
その中でもm3.comは得られるポイントが多い。
この点がm3.comの最大のメリットです。
勉強、情報をえながらポイントがたまるとはお得ですね!
現在m3.comでは新入会のキャンペーンをやってます。
下記のボタンから会員登録されると、「3000円」相当のポイントが入会時にもらえます。
この機会に是非どうぞ
CareNet
CareNetは医療関係者の会員が36万名以上、そのうち医師が18万名以上と医師の登録者が多いサイトです。
薬剤師の登録者数は、明らかになってませんが10万名弱はいるのでは、と推定します。
ではCareNetのおススメポイント、残念なところを紹介します。
なおCareNetの説明で記載している画像は、CareNetから引用しております。
残念なところ
CareNetの残念なところは次の2つ
- ニュース、情報が専門的すぎる
- ポイント還元の機会少ない
になります。
ニュース情報が専門的すぎる
CareNetの情報は医師会員が多いこともあり、専門領域の学会発表、新規論文にからんだニュースが多いです。
さきほどのm3.comとことなり、地域新聞や業界新聞等に載っているニュースが紹介されることはありません。
この点はm3.comを閲覧して確認する方が良いですね。
ポイント還元の機会少ない
CareNetもポイントがたまり、Amazonギフト券などと交換できます。
ただしポイントがたまるのがCareNetでやっているアンケートしかありません。
そのアンケート回数もあまり多くなく、ポイントはなかなかたまりにくい。
おまけ程度に考えた方がよいです。
ポイントをためやすいのは、m3.com、日経メディカルになります。
おススメポイント
CareNetのデメリットは、いちゃもんレベルです。
実際はメリットが多いので登録すると役たつことばかり!
それではCareNetのおススメポイントは、
- 情報が幅広く深い
- 薬剤師コンテンツが充実している
- 無料で「日本語」で論文検索ができる
になります。
情報が幅広く深い
デメリットで専門過ぎると書きましたが、専門領域の最新情報が充実し、中身も深いです。
しかも最新の学会発表、論文情報が素早く解説されているので、非常に勉強になります。
また診療科ごとに細かく情報がまとめられているので、その診療科の情報を漏らさず確認することができます。
薬剤師コンテンツが充実している
CareNetも薬剤師コラム、動画などがあり充実してます。
特に処方提案プラクティスは「疑義照会」から一歩先に進む「処方提案」ができるように様々なケースでの考え方が紹介されていて、実践で役に立ちます。
他にも「これ本にしないの?」っていうくらい、各コラム非常に勉強になる内容なので、会員登録して記事を読んで損はしません。
無料で「日本語」で論文検索ができる
医療論文検索サイトのPubMedのクラウド版が使えます。
しかも「日本語」で検索しても論文検索ができる。
最高です。
添付文書、インタビューホームレベルで医師からの質問に回答できない場合に活用してます。
また自身の論文作成や学術発表などの際にも活用。
最近は新型コロナが流行していることもあり、論文検索を良くしましたね。
最初「シクレソニドの吸入薬がコロナの重症化を防ぐのでは?」と言われていましたが、最近「吸入ステロイドは効果が期待できない」と否定的な論文が発表されたのも、こちらで確認しました。
CareNetの会員登録は、下のボタンからどうぞ。
※CareNetの新規会員登録特典はありません。
日経メディカル:DI online
総合的な医療情報雑誌では老舗の日経メディカル。
創刊は1972年。
その伝統ある日経メディカルが運営しているサイトです。
会員登録は医師18万人以上、薬剤師15万人以上、その他看護師、歯科医師なども登録者が多く、全体で75万人以上が会員登録されてます。
ではそんな日経メディカルのおススメポイントと、残念なところを紹介します。
なお日経メディカルの説明で記載している画像は、日経メディカルから引用しております。
残念なところ
日経メディカルの残念なところを上げるとすると、
- 求人広告のメールが多い
このくらいですね。
会員登録で登録したメールアドレスに定期的に求人情報が送られてきます。
無視したり、ゴミ箱にいれたり、ログイン用に別アドレスを開設しておけば問題はないです。
と、いうくらいしか残念なところが思いつかないくらいバランスが取れたサイトとなってます。
おススメポイント
日経メディカルのおススメポイントは次の通り、
- 薬剤師コンテンツが充実してる
- 医師、看護師向けの情報も見れる
- 書籍が充実してる
- ポイントがたまる
です。
それでは紹介
薬剤師コンテンツが充実してる
こちらもm3.com、CareNet同様に薬剤師コンテンツが充実してます。
現場レベルのわかりやすい話から、薬局経営者のコラムもあり、幅広く楽しめます。
コラムの量、幅としては日経メディカルが一番です。
医師、看護師向けの情報も見れる
日経メディカルは薬剤師で会員登録しても、医師向けサイト、看護師向けサイトを見ることができます。(一部に制限ありますが)
とくに医師向け特設サイト内にある、「日経メディカルONCOLOGY」は、がん関連の勉強、専門、認定薬剤師を目指す人には必読のコンテンツとなってます。
書籍が充実している
これはサイトの説明とは離れてしまいますが、日経メディカルは書籍出版がメインです。
非常に勉強になる本は多数出ています。
とくに日経DIクイズシリーズは勉強になりましたね。
一応こちらにAmazonのリンクを
一冊一冊はいいお値段しますので、実際本屋などで手に取ってから必要な本を購入することをおススメします。
書籍解説は別記事で
ポイントがたまる
日経メディカルもポイントがたまります。
メーカーからの商品説明の動画、テキストコンテンツ、Web講演会などで。
そこそこ簡単にたまります。
たまったポイントはAmazonギフトなどに変えられます。
日経メディカルの会員登録は、下のボタンからどうぞ。
※日経メディカルの新規会員登録特典はありません。
まとめ:3つのサイトから複合的に情報収集を
まとめます。
今回薬剤師の勉強にすごく役立つお得な無料サイト3選として、
- m3.com
- CareNet
- 日経メディカル:DI online
の3サイトを紹介しました。
そのサイトごとに残念なところ、おススメポイントあります。
一つのサイト登録では補えない情報もあります。
今回紹介した3サイトを登録することで、複合的に情報収集が行えるようになり、薬以外の知識も高まり、薬剤師として大きく成長することに役立ちます。
無料でポイントもたまりますので、まだ会員登録されていない方は損してしまいますよ。
ぜひこの機会に登録し、勉強に役立てください。
あらためて下のボタンから会員登録ができます。
またこの3つのサイトでのポイントの貯め方など、詳細については、
で紹介してます。
あわせてお読みください。