薬学部を目指す学生、保護者の方には次の悩みがあります。
はてな
薬学部の受験情報が知りたい
薬学部を選ぶために薬剤師国家試験合格率などの情報を知りたい
薬学部を選ぶために必要情報をまとめてほしい
この疑問、悩みにお答えします。
この記事の信頼性
薬学部を目指している学生の方、保護者の方は、進路選択のため国公立、私立大学問わず様々な情報を知りたいと思います。
例えば大学選びに必要な情報として偏差値があり、いろいろな大学の偏差値を知って比較したいですね。
また保護者の方は薬学部は6年制なので学費も気になると思います。
さらに薬剤師を目指すのであれば、その大学の薬剤師国家試験合格率も知りたいところです。
納得のいく薬学部選択、進路選択のためには様々な情報から、しっかり比較検討して判断したいはずです。
この記事では、薬剤師、薬学部を目指す学生、保護者の方々が、薬学部を比較選択できるために、当サイトが作成した記事をカテゴリー別にまとめを作成しました。
それぞれの記事を読んでいただければ、きっと納得のいく大学選び、薬学部選びに役立ちます。
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1.薬学部薬学科の詳細記事リスト
当サイトでは全国の国公立大学薬学部、私立大学薬学部について、偏差値、薬剤師国家試験合格率、大学入試情報を盛り込んだ詳細ページを作成してます。
それぞれの大学の詳細データを把握したい方は、下記の大学名のリンク先をご覧ください。
【各大学薬学部の詳細ページの紹介】
大学名に各大学薬学部の詳細情報のページをリンクしてます。
詳細ページには大学ごとに偏差値、学費、真の薬剤師国家試験合格率、留年率、6年間ストレート薬剤師国家試験合格率、退学率のランキング形式のデータを掲載してます。
薬剤師国家試験合格率、留年率、退学率は直近4年のデータを併記。
また学費の内訳、昨年の入試結果、今年度の入試情報なども掲載。
一部メンテナンス中の項目もありますが、順次更新してます。
ぜひ参考にしてください。
私立大学薬学部
【北海道・東北】
【関東】
【東海・北陸】
【近畿】
【中国・四国】
【九州】
国立大学薬学部
公立大学薬学部
2.国公立大学薬学部・私立大学薬学部のランキング一覧
国公立大学薬学部、私立大学薬学部を選ぶには、皆さん様々な大学のデータを比較して選ぶはずです。
当サイトでは薬学部の志望校選択のために、さなざまなデータをランキングにしております。
当サイトで作成した薬学部ランキングは次のとおり
大学、薬学部選びでは偏差値、学費を比較するのは当然だと思います。
しかし薬学部は「薬剤師になる」が大きな目標の一つ。
したがって大学ごとの薬剤師国家試験合格率も気になりますし、比較したい。
そして薬学部は実は留年率が高い学部となってます。
6年制ということもあり、大学ごとの留年率は気にしたいところです。
2021年度版の国公立大学、私立大学薬学部の偏差値ランキングです。
次の3サイトを引用し、平均値でランキングにしてます。
国公立大学の偏差値は一般選抜前期と一般選抜後期・公立中期とでランキング。
前期の最高偏差値は東京大学理科二類の73、最低偏差値は和歌山県立医科大学薬学部の62。
後期・公立中期の最高偏差値は岡山大学薬学部の72、最低偏差値は山口東京理科大学薬学部の64。
私立大学薬学部の偏差値は58大学63学科をランキング。
最高偏差値は慶應義塾大学薬学部の68、最低偏差値は北陸大学薬学部、奥羽大学薬学部の40。
詳細は以下の記事をご覧ください。
薬剤師養成課程の薬学部は6年制と長いため、学費負担が4年制の大学よりも大きくなる為、各大学の学費は気になります。
国公立大学薬学部と私立大学薬学部との6年間の総額学費の差は約900万円。
国公立大学薬学部・私立大学薬学部の学費平均は次の通り
分類 | 6年間総額 学費平均 | 初年度平均 | 2年目以降平均 |
国立大学薬学部 (14校) | 3,406,800 | 802,800 | 520,800 |
公立大学薬学部 (5校) | 3,601,822 | 902,822 | 535,800 |
私立大学薬学部 (58校) | 12,257,784 | 2,251,948 | 1,987,771 |
国立大学薬学部の学費は文部科学省令によって定められているため、全国どの大学においても学費は同一です。
公立大学薬学部は授業料に差はありませんが、受験前に住んでいる地域により入学金に差があるのと、諸経費が大学ごとに差があります。
私立大学薬学部は大学ごとに学費、入学金、設備費などに大きな差があります。
私立大学薬学部の6年間総額学費が最も低いのは、奥羽大学薬学部の940万円、最も高いのは立命館大学薬学部の1,432万円。
私立大学薬学部だけでも約500万円の金額差があります。
詳細は以下の記事をご覧ください。
6年制の薬学部に進学する多くの学生の目標は、薬剤師国家試験合格。
薬剤師国家試験合格率はその大学の薬剤師国家試験対策の充実度が分かります。
タイトルにある真の薬剤師国家試験合格率の「真の」は何を指しているか?
厚生労働省より薬剤師国家試験合格率は次の形式で発表されます。
参考):厚生労働省 第105回薬剤師国家試験大学別合格者数を一部改変
厚生労働省が発表する薬剤師国家試験合格率は、「出願者数」から卒業延期者、欠席者をのぞいた「受験者数」で計算されてます。
したがって、欠席者が多くなると合格率が上昇する「からくり」があります。
先程の私立4大学で計算すると次の通り。
大学名 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 真の合格率 |
北海道医療 | 138 | 116 | 105 | 90.52 | 76.09 |
北海道科学 | 187 | 150 | 134 | 89.33 | 71.66 |
東北医科薬科 | 295 | 268 | 229 | 85.45 | 77.63 |
城西 | 215 | 177 | 148 | 83.62 | 68.84 |
厚生労働省発表の薬剤師国家試験合格率と差があるのがお分かりでしょう。
そこで当サイトでは「受験者数」ではなく「出願者数」で合格率を計算し、真の薬剤師国家試験合格率としてランキングにしてます。
詳細は以下の記事をご覧ください。
【最新版】私立大学薬学部留年率ランキング|薬学部に留年が多い理由
薬学部は留年率が高いと言われてます。
実際、薬学部の留年率は、他の学部と比較して9%程度高い状況
4年制大学が留年なしで卒業する割合(ストレート卒業率)と薬学部で留年なしで5年生に進級した割合を比較すると次の通り。
条件 | 進級率 | 留年率 |
4年制大学の ストレート卒業率※1 | 81.6% | 18.4% |
薬学部のストレート 5年生進級率※2 | 72.6% | 27.4% |
※1(参考:学校基本調査‐令和元年度の概要|文部科学省)
※2(参考:各大学における入学試験・6年制学科生の修学状況等|文部科学省)
薬学部の留年率は、4年生終了時までに他の学部と比較して9%程度高い結果。
5年生になる時点での留年率がすでに高いうえ、さらに卒業までに2年間あります。
特に薬学部は薬剤師国家試験合格者の絞り込みを行うため、卒業試験が難しく、卒業延期を含めるとさらに留年率は上昇。
卒業延期まで含めた、6年間で留年せずに卒業できる割合は平均64.6% (留年率35.6%)となってます。
私立大学薬学部で最も留年率が低いのは、北里大学薬学部で8.5%、最も留年率が高いのは青森大学薬学部で76.3%。
詳細は以下の記事をご覧ください。
【最新版】私立大学薬学部留年率ランキング|薬学部に留年が多い理由
最も重要なデータは6年間留年なしのストレート薬剤師国家試験合格率です。
なぜなら6年間ストレートで薬剤師国家試験に合格することは、経済的負担が少なくなり、また生涯収入においても優位になるためです。
留年率も同様ですが、ストレート薬剤師国家試験合格率が悪い大学に進学することのデメリットは、周りの学生が「留年するは当たり前、薬剤師国家試験合格は落ちて、予備校に通って合格するもの」という考えが多い事。
この考えに流されてしまうと、6年間ストレートで薬剤師国家試験に合格するのは難しくなります。
逆にストレートで薬剤師国家試験合格率が高い大学の場合は、「6年間ストレートで薬剤師国家試験に合格するのは当然」という考えの学生が多く、しっかり周りについていくことで、ストレートで薬剤師国家試験に合格する確率が上がります。
6年間ストレート薬剤師国家試験合格率が高いのは、慶應義塾大学薬学部の81.3%、最も低いのは青森大学薬学部の16.9%。
詳細は以下の記事をご覧ください。
3.データに基づく薬学部おすすめ一覧
偏差値、学費、薬剤師国家試験合格率、留年率とそれぞれランキングにしてきました。
それぞれのランキングを比較しても、大学選びには役立ちますが、総合的に評価するとどこの大学の薬学部がおすすめなのか気になることでしょう。
当サイトでは、より総合的に薬学部選びに役立つよう以下の記事を作成してます。
作成したのは、私立大学薬学部全体でのおすすめの20校、偏差値50以下の薬学部の中でおすすめの10校、国公立大学薬学部の比較データの3記事です。
薬学部選び、進路選択のためにお役立てください。
私立大学薬学部でおすすめの20大学
私立大学薬学部は全国に58大学60学部あります。
先ほど薬学部選びに重要なデータとして、偏差値、学費、薬剤師国家試験合格率、留年率、6年間ストレートで薬剤師国家試験合格率を上げました。
この中で実は偏差値はあくまで目標に過ぎず、薬学部選びにはそこまで重要とはいえません。
その理由として次のパターンを例に挙げますので、どちらが良いか考えてみてください。
- 偏差値60 A大学:学費1,250万円、薬剤師国家試験合格率70%、留年率25%
- 偏差値52 B大学:学費1,100万円、薬剤師国家試験合格率80%、留年率15%
多くの人は2.の偏差値52のB大学の条件の方が薬学部とは進学したいと思われるはずです。
この例のように薬学部の場合は、偏差値よりも学費や薬剤師国家試験合格率などの数値が、大学選びのポイントになります。
この記事では偏差値は関係なく、トータル的に数値、成績がよい大学をおすすめ大学として20大学を紹介してます。
おすすめランキング1位は京都薬科大学、2位は星薬科大学、3位は神戸薬科大学となってます。
【2023年度入試版】私立大学薬学部おすすめランキング!薬剤部長が主要データを徹底解析
偏差値50以下の薬学部でおすすめな10校
私立大学薬学部は58大学60学部ありますが、そのうち偏差値が50以下の薬学部は32大学と半数以上。
したがって薬学部を目指して入学する学生の多くは、偏差値50以下の薬学部に進学する計算になります。
多くの学生が進学するであろう偏差値50以下の薬学部で、学費、薬剤師国家試験合格率、留年率などがトータル的に優れている大学を、おすすめの10校として次の記事で紹介してます。
偏差値50以下の薬学部でおすすめな10校!データで分かるおすすめ薬学部一覧!
国公立大学薬学部の偏差値・学費・薬剤師国家試験合格率・入試データ
国公立大学薬学部は、国立大学14大学、公立大学5大学となってます。
数が多くないため、すべての国公立大学薬学部の偏差値、学費、薬剤師国家試験合格率などのデータを比較できるように一覧にしてます。
また併せて、募集定員、入試倍率などの入試データを紹介してます。
国公立大学薬学部は受験できる数に限りがあるため、志望校の絞り込みに下記の記事のデータをお役ってください。
国公立大学薬学部の偏差値・学費・薬剤師国家試験合格率・入試データ
4.薬学部の偏差値があたえる影響を解説
薬学部を選ぶ、進学する時に「出身薬学部の偏差値が就職に影響しないのか?」と気にされる人は多いです。
その疑問にお答えするために次の記事を用意してます。
また、偏差値の高い大学、低い大学でのメリットデメリットについては次の記事にまとめてます。
薬学部の偏差値の影響が気になる方はぜひお読みください。
薬学部の偏差値は就活時は影響するが就職後は影響しない
出身大学の偏差値が就職に与える影響は次の通りです。
- 就活時には職種によって影響する
- 就職後の影響はほぼない
新卒でまだ薬剤師免許を取得していない時の就活の場合は、職種によって出身大学の偏差値の影響があります。
大手製薬会社の研究職、営業職や、都市部の大規模病院に関しては偏差値の高い大学、伝統のある大学の方が就職しやすい傾向です。
理由としては、製薬会社の就職試験での1次審査などでは、大学の評価が影響してしまします。
また大規模病院では、内定をだした学生が薬剤師国家試験に不合格になった場合は、欠員が生じてしまい、結果病院全体の業務に影響が与える可能性があるため、より合格する可能性が高い大学の学生を選択する傾向になります。
これらの点が「大学ごとに就職率に差はないが就職先に差がある」理由です。
大手調剤薬局やドラッグストアのよう大量に新卒を採用する企業、人員不足で悩む地方都市の病院、調剤薬局では就活時に偏差値の影響は少なくなります。
就職後で出身大学の偏差値の影響は全くありません。
研究職の場合では、その人の技術力によって配置先に違いがある場合があります。
ただ薬剤師免許を活用する病院、調剤薬局等では、出身大学の違いによって業務内容が変わることはありません。
詳細は下記記事でご確認ください。
薬学部の偏差値が高い・低いでのメリットは?
私立大学薬学部の偏差値は、最高値が慶應義塾大学薬学部の68、最低値が北陸大学薬学部、奥羽大学薬学部の40と最大差が28あります。
このように特に私立大学薬学部は偏差値差が大きいですが、気になるのは偏差値が高い大学に進学した時、低い大学に進学した時のメリット・デメリット。
結論としては、
- 偏差値が高い大学の方がメリットが大きく、偏差値が低い大学のメリットは小さい
- どの大学に進学するにしろ、自身が高い偏差値であることはメリットが大きい
となってます。
先程の偏差値が就職に与える影響でも話しましたが、偏差値が高い大学に進学したほうが優位に働くことが多いです。
また偏差値が高い大学では、周りの学生も勉強する習慣づけがされている人が多く、結果的に留年率、薬剤師国家試験合格率が高い傾向です。
偏差値が低い大学の場合、周りが「留年しても当然」という雰囲気になってしまっているケースが多く、流されてしまうと留年やストレートで薬剤師国家試験に合格できなくなってしまいます。
ただ偏差値が低い大学に進学した場合でも、自身の偏差値が高いと授業についていくのが厳しくなく、また特待生などの特典が受けられる可能性も高まります。
詳細は下記記事をご確認ください。
5.学費負担軽減のために奨学金制度・特待生制度を利用する
薬学部の学費ランキングでも紹介しましたが、薬学部の学費、特に私立大学薬学部は6年間総額学費が1,225万円とかかります。
6年間の学費を考えるとなるべく学費負担を減らしたいところ。
そのためには奨学金を活用する方法があります。
当サイトでは薬学部の学費負担軽減のポイントを次の記事にまとめてます。
私立大学薬学部の特待生・奨学生おすすめ15大学
私立大学薬学部では入学試験での成績優秀者に対して、学費免除、減額などの特待生・奨学生制度を設けています。
特待生・奨学生になり学費免除になると、6年間の総額学費が国公立大学並やそれ以下になる場合があります。
当サイトでは私立大学薬学部58大学の特待生・奨学生制度を調査し、特待生・奨学生の対象人数が多さ、免除額の大きななどからおすすめ15大学を紹介してます。
ランキング1位の就実大学薬学部は、成績の条件を満たせば必ず特待生になれる唯一の大学です。
就実大学薬学部 S1特待生 | |
対象人数 | 制限なし |
条件 | 一般前抜前期で得点率85% |
特典 | 年間153万円免除+入学金免除 |
6年間推定学費 | 12,210,000円 ⇒ 2,490,000円 |
このようにおすすめ15大学を特待生・奨学生の対象人数、条件について紹介してます。
日本学生支援機構の給付型奨学金・貸与型奨学金を活用する
私立大学薬学部で特待生・奨学生になれれば学費の大きな免除は出来ますが、成績条件が厳しく、また人数も多くないため、なかなか対象になることは出来ません。
学費軽減の次の手段としては、日本学生支援機構の給付型奨学金・貸与型奨学金を活用する方法があります。
給付型奨学金は返済義務がない奨学金ですが、対象となるための条件は厳しく、給付される額も多くありません。
一方貸与型奨学金は返済義務が発生する奨学金で、いわば「借金」となりますが、学生ローンとは異なり、卒業後から返済義務が発生します。
詳細については次の2記事で紹介してますので、参考にしてください。
薬学部の学費が払えない!日本学生支援機構の給付型奨学金を利用する
薬学部の学費が高いけど進学したい!貸与型の奨学金で夢を諦めない
6.薬学部選択・進学関連で読んでほしい他の記事
ここまで薬学部の選択に役立つ記事として、ランキング、おすすめ薬学部一覧、偏差値の影響、特待生に関する記事を紹介してきました。
それ以外にも薬学部受験、薬学部を志望するなら知っておいてほしい情報があります。
知っておいてほしい情報として、次の記事を紹介しております。
ぜひご覧ください。
【注意】国立大学薬学部は薬剤師になれない事があります!
国立大学薬学部では一部の大学で、入学時に6年制の薬学部薬学科が確定しておらず、進級過程で学科選択を行う大学があります。
入学時に薬学科が確定していない募集パターンは次の通り。
- 6年制の薬学科と4年制の薬科学科を「薬学部」として一括募集
- 「理系学部」として他の理系学部と一括募集
薬学科、薬科学科を一括募集するパターンの大学は、東北大学、千葉大学、京都大学と北海道大学の一般選抜後期日程。
理系学部を一括募集するパターンは、北海道大学、東京大学と金沢大学の一般選抜後期日程。
この2パターンのいずれかで募集している大学の場合は、入学後に学部、学科選択が行われるため、希望通りの学部、学科に進級することができず、薬剤師になる過程にすら進めなくなる恐れがあります。
下記の記事では、入学後に学科選択を行う大学の、学科選択のタイミング、振り分け先の定員数について解説してます。
研究職を目指すのなら薬学部4年制が最適な3つの理由
薬学部には薬剤師養成過程の薬学科と4年制の薬科学科があります。
薬剤師になるには6年制の薬学科に必ず進学しなくてはなりません。
しかし、研究職や薬事行政関連への就職を最初から目指すなら、4年制の薬科学科への進学が最適です。
ただし4年で卒業するのではなく、4年+修士2年が必要です。
薬科学科がおすすめな3つの理由は次の点。
- 早く大学院で専門的な研究ができる
- 実務実習、薬剤師国家試験勉強に時間がとられない
- 早く研究職として就職できる
薬剤師にならずに研究職を本気で目指すなら、薬科学科の方がメリットが多くおすすめです。
それは4年制の方が、薬剤師養成課程の実習や国家試験対策にかかる時間も専門的な勉強・研究に時間を費やすことができるからです。
そのため研究スキルは4年制+修士2年の方が高まります。
ただ6年制の薬学科でも研究職に進む道はありますのでご安心ください。
詳細については次の記事をご覧ください。
薬剤師を目指すなら薬学部現役入学すべき3つの理由
薬剤師を目指しているなら薬学部には現役で入学することを強くおすすめします。
理由としては次の3点です。
- 6年制なので就職が2年遅い
- 6年制なのに医師・歯科医師より収入が少ない
- 薬剤師免許が重要であって、出身大学の影響は少ない
6年制なので4年制よりも就職に2年遅くなることは、2年分の収入が少ない+2年分多く学費がかかることになります。
浪人した場合はさらに現役生と比較して、さらに収益差が大きくなるので現役合格が圧倒的に良いです。
また
でも紹介してますが、入学した後も6年間ストレートで薬剤師になることは難しい状況です。このような点からも現役合格がおすすめです。
詳細については下記記事をご確認ください。
苦手科目があると薬学部で苦労するのか?
薬学部を目指している人のみならず、誰でも苦手科目はあるはずです。
ただ私立大学薬学部の場合、大学によっては苦手科目を避けて受験でき、入学することも可能です。
では苦手科目があって薬学部に進学した場合、進級等で苦労するのか?
結論をいうと化学が苦手だと相当苦労します。
やはり薬は化学物質なので、化学に関する授業、単位は非常に多いです。
ただ私も化学は苦手でしたが、必死に必死に勉強して今に至ります。
その他の科目が苦手な場合の影響については次の記事をご確認ください。
まとめ:薬学部薬学科のリスト・受験スケジュールを紹介します
最後に薬学部受験のスケジュールと、大学公式資料請求をまとめて行うお得なキャンペーンを紹介して終わります。
2022年度薬学部薬学科受験スケジュール
2022年度入試の受験スケジュールです。
カレンダー形式は、その日その日の試験実施校、合格発表校がすべてわかる形式になってます。
大学別入試日程は、各大学の入試方式別試験日程、合格発表、出願開始日、締切日が分かる形式になってます。
受験スケジュール作成のためにぜひご活用ください。
【全国版】私立大学薬学部の入試日程一覧 2022-2023|カレンダー形式
【最新版】私立大学薬学部大学別入試日程・募集人数一覧 2022-2023
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オープンキャンパスの情報や、学校紹介のパンフレットや願書などの情報が無料(一部有料資料あり)でえられます。
しかも一気にまとめて行うことも可能。
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もちろん薬学部以外の他の学部、学校、専門学校も組み合わせ自由。
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